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パリ五輪開会式のセリーヌ・ディオンに驚いた

100年ぶりに開催されたというパリのオリンピック。
その開会式でカナダの歌手セリーヌ・ディオンが歌うと聞いた時、
少し心配になりました。

理由は
・1999年に自身の出産や家族のケアのために芸能活動を休止
・2003年に復帰するもラスベガスの専用劇場のみの活動
・2022年には難病の「スティッフパーソン症候群」と報道

と、一般人のリスナーにはちょっと遠い存在になっており、
人気がピークの1990年代からはさすがに時間も経っていることもあり
聴くことで「あぁ、あんなに上手かった彼女でも衰えるんだなぁ」というのが想像されたから。

ちなみに、カナダ人なのにパリ五輪というのは彼女の生まれたカナダのケベック州がフランス系移民の多い地域であり、母国語がフランス語なのでそれは違和感ないんですね。 昔はフランス語アルバムも出しているし。

そんなセリーヌ・ディオンがエッフェル塔から地元フランスの
伝説的歌手エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」を歌唱。
これに驚いた!

そりゃピーク時の1990年代からは30年ほど経っているので多少の声の衰えはしょうがないと思うが「本当に病気?」と思ってしまうほど見事な歌唱。
音程の低い曲を静かに歌うようなごまかしはなく真正面から歌う様は本当に堂々としていてカッコ良かった。

全然アルバムとか出せるような力はあると思うが、
はたして今後の活動はどうなるのか。
オファーは色々とあると思うが、
どちらかというと静かにマイペースに過ごしてほしい。

ちなみに、彼女のサブスクでの人気曲がこちら。

自分もやはり「Because You Loved Me(1996 US:1 UK:5)」だなぁ。


日本ではTVドラマの主題歌になったこの曲が有名でしょうね。
150万枚売れたのはすごいかも。 葉加瀬太郎作。


映画の歴史的大ヒットもあって世界的な知名度はこの曲が一番。
My Heart Will Go On(1997 US:1 UK:1)


それでは最後に、エリック・カルメンの名カバーを紹介して終わります。
「All by Myself(1996 US:4 UK:6)」
02:44あたりからの盛り上がりの迫力。


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