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【退職エントリ】お世話になったトライバルメディアハウスを退職。ソーシャルメディアマーケティングを教えてくれてありがとう。

約6年間、お世話になったトライバルメディアハウスを2021年2月末で退職します。仕事を通じた多くの出会いによって、一緒に挑戦したり、推進したり、成長する機会を頂いたことに感謝しています!

トライバルメディアハウスで何をしていたか?6年間を振り返ってみる。

ぼくは今でこそ、宣伝会議や大学、企業などでソーシャルメディアマーケティングに関するセミナーを行ったり、戦略策定を行えるようになりましたが、入社時はマーケティングの”マ”の字もわからない状況からスタート。それどころか、SNS断ちをしていたのでSNSを活用する感覚もなく、ほんとに右も左もわからない状態で、ゼロというかマイナスから出発してたと思います笑。


1年目は多くのSNSアカウントの効果測定をひたすら実施。数だけではなく、B2CからB2Bの企業まで幅広くご支援を実施。振り返ると、効果測定を通してSNSアカウントの分析とネクストアクションを考えていた行為は、PDCAを同時並行で大量にまわす状態で、ソーシャルメディア運用の基礎固めをしっかりできた時期だったんだなと思います。

2年目からは効果測定に加えて戦略策定を支援する機会を貰うようなります。効果測定はだいたい定型業務。一方、戦略策定は非定型業務で実施できる機会が多くなかったこともあり、1~2年間ぐらいは感覚を掴むまで苦戦。でも、経験しているうちに得意な分野の1つになり、3年目ぐらいから戦略策定についての相談をよくもらうまでに成長。

3年目からは、社内教育でソーシャルメディアマーケティングに関する効果測定や戦略策定のセミナーを行うようになり、その経験を踏まえて企業でも自走する支援をする機会を得ていきました。セミナーは仕事の中で苦手な分野だったんですが、セミナーを実施していくことで、ソーシャルメディアマーケティングを体系立てて自分の言葉で説明できる機会になったなと思っています。セミナーって、受ける側より伝える側の方にメリットがある気がしますね。

4年目からは、効果測定業務は減りつつ、教える時間が増え、戦略策定やセミナーや提案業務も増えていき、チームリーダーになったりと、仕事の幅がどんどん広がっていきました。この年は、マーケティングより1on1やチームビルディングなどの本を大量に漁りつつ、どうやったら引く手あまたになるメンバーを育成できるかを、色々な迷いながらひたすら考えていた年に。

5年目には宣伝会議の講師を行う機会をもらうなど、毎年とぎれず新しい成長機会をもらっていました。ただ、そういう機会に恵まれながらも、得意な戦略策定の提案が上手くはまらない機会が続く日々が訪れたのがこの年。
提案で敗北したあとでお客さんからヒアリングをしてみると、他社と差別化できていなかった。。。なので、いまある既存の枠組みや知識の延長線で考えているのではダメなんだろうなと思い、

・ソーシャルメディアとは何か?
・コミュニティとは何か?
・企業の価値づくりとは何か?
・共創とは何か?
・ソーシャルエコノミーとは何か?
・シェアリングエコノミーとは何か?
など

色んな本質を改めて考えるために記事や本などを読み漁りました。そうすると、ぼくなりの今後のあるべきソーシャルメディアマーケティングの形が見えてきて、それをベースに提案を行っていくと良い具体に戦略策定の提案などが通るようになったのが今でも嬉しい思い出。もちろん、一緒に提案をしていたメンバーに恵まれていましたが。

新たに考えたソーシャルメディアマーケティングの方向性を精査していき、6年目の年始にnoteを執筆。最初はそんなに広がりはなかったのですが、noteさんに紹介して頂いたのをきっかけに、多くの人に読んでもらう形となりました。ありがたいことに、記事に関する多くのコメントも頂けました。

そんなこんなで、6年間を通して毎年新しい成長機会をもらいながら、アラフォーといわれる年齢に突入。ぼくはこれまで「まちづくりコンサル」→「危機管理コンサル」→「マーケコンサル」と分野が違えど長年コンサル業務をやってきまいた。コンサルという職は多くの企業に関われるというメリットがある。一方、事業会社で深く仕事に携わりたいと気持ちがずっとあり、転職活動をはじめたところ、機会に恵まれて新しいスタート地点に立つことを今回決めました。


トライバルメディアハウスでは、ソーシャルメディアマーケティングだけではなく、社長直々に経営に関する知識を教えてもらえたり、定期的に外部講師から学べる機会があったりと成長する機会を多く頂けたなと感謝でいっぱいです。

また、その成長機会をもらえた環境を考えてみると、ほんと素敵な人が会社に多かっことが大きな要因だとも思っています。昨年はコロナ禍で交流が減ったけど、度々飲みにいったり、土日に会社のメンバーと遊びにいったり、ボーダーのシャツをみんなで着て旅行したりと、仲良くしてもらえた素敵な人たちが多かった。仕事も遊びも本気なメンバーたち。その部分はほんとに後ろ髪ひかれる部分になります。

ここまでつらつらと、初めての退職エントリを書いてきましたが、1年間ごとに思いをはせてみると感謝することがほんとに多かった。

なんだか備忘録?雑記的?な感じになり、このエントリをどうやってしめたらいいのかちょっとわからなくなっていますが、、、

最後に、あらためてトライバルメディアハウスにはソーシャルメディアマーケティングを教えてくれてありがとうという気持ちです。また、ご支援する機会を頂けたお客さんにもありがとうという気持ちです。あと、勝手ですがトライバルメディアハウスのみなさんとまた仕事ができる機会があるといいなと思っています。

6年間、ありがとうございました。

2021年2月25日 竹下正光

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