クマザキマサタカって誰??
——簡単に経歴紹介
1996年兵庫県生まれ。 学生時代は日本最大級ストリートダンスサークルの代表として活動。2020年立教大学卒業後、エン・ジャパン株式会社に入社。 HRTechの営業として経験を積む。2021年7月、SB C&S株式会社に転職(ソフトバンクグループ )。最年少マネージャーとしてITサービスの新規立ち上げを経験し、社長賞を2度受賞。2024月1月4日に設立したThisRev Technologies株式会社にて、「1000日後に社長になる」を掲げて奔走中。
サッカー少年、大学受験に失敗して暗黒の浪人時代
——いつまでも青春をし続けたいという想いで、「東京へ上京する」夢を掲げる。
地元の兵庫県三田市にて、幼稚園から高校3年生までずっとサッカーをしてきました。
小学校ではU-12兵庫県のトレセンに選出され、中学では県大会ベスト3位、高校では全国大会出場を目標に副キャプテンとして12月の冬の選手権大会まで部活動に励みました。
しかし、学業はなんとかなるだろうと思っていた矢先、滑り止めにも滑り止まらなく全落ち。なりたかった大学生になれませんでした。
2週間ほど家に引き篭もり、寝ている時間が1番楽だったところまで当時は追い込まれていました。
同級生が大学生になって楽しそうにしている姿を横目に、「僕は東京に行って青春してやるぞ」と一念発起。SNSを全て削除して外部の情報を遮断。朝8時から夜の9時まで週6で予備校に通いました。
英語の偏差値は32→65まで上がり、
無事に立教大学へ合格し念願の東京へ行くことが決まりました。
インターン先の社長に憧れた学生時代
——学生時代はダンスサークルの代表をしていました。
浪人を機に東京へ上京し、EXILEへの憧れからストリートダンスの門を叩きました。所属していたサークルは強豪で有名なこともあり、総勢約500人。初心者は僕だけなんじゃないかというくらいレベルが高く、練習すればするほどいかに同期や先輩がダンスの技術に長けているかを実感する日々。そんななかどうすれば自分自身の存在価値を発揮できるかと考え、イベントごとへの参加やみんなが避けがちな組織運営のための業務に率先して取り組んだ結果、3年生では代表になり、大会で優勝もできました。
卒業し社会人になるタイミングはちょうど新型コロナウイルスが猛威を震い始め、日本中がリモートでの活動を余儀なくされていたとき。社会人のスタートは順調ではなかったかもしれませんが、その過程で「社長になりたい」という夢がはっきりし、「1000日後に社長になる」を掲げています。
——「社長になりたい」となぜそう思うようになったのか。
学生インターンをした会社の社長がかっこよくて憧れたのがキッカケです。
3年生でサークルを引退後、4年生では1年間、一般社団法人全日本大学ストリートダンス連盟にてインターンをしました。全国の大学ダンスサークルの活動支援や、大会ダンスイベントの企画運営を行う団体です。業務としては全国のダンスサークルに加盟をお願いしたり、イベント企画のためのスポンサー営業をしたりといったものでした。
たしか僕がインターンをしていた頃はまだ立ち上げの初期で、社員2人のうち一人が社長でした。インターンでありながら社長と一緒に働いたり、働いている姿を間近で見たりしているうちに、「あれ?社長って僕が思い描いていた社会人じゃないぞ」と。
——思い描いていた社会人とはどういったものだったのか。
インターンを始める前の僕にとって働いている人の見本というと自分の家族や親戚、学校の先生でした。
朝、満員電車で会社へ行って、誰かに指示された仕事をやって、飲み会をして夜は帰ってくる。それが社会人だと思ってたんです。
インターン先の社長は、実際の業務は華やかなものではなかったかもしれないけれど、生き方がキラキラしてました。「こういう世界を作りたいから会社を作って事業をしているんだ」と心を燃やして、自分の時間全てをそれに費やしていた。姿勢と想いと行動が一貫していて、まぶしかったんです。
——新卒で起業やスタートアップなどの選択肢もあったが、ファーストキャリアはどのように選択したか。
就職活動を開始したのがインターンを始めてすぐのタイミングだったので、あまり「会社」というものが何かをわかっていなかったというのが正直なところでした(笑)
でもまずは力をつけよう、成長しようと思っていわゆるメガベンチャーを中心に応募していました。成長するためには、自分に期待して大きな仕事を任せてくれる環境に身を置くのがいいだろうと考え、僕への熱意を感じた会社を選んだんです。しかし想像していた仕事はできなかったことや、フルリモートでの孤独も感じ「これって成長してる?自分はこのままでいいんだっけ?」と悩み、1年半経たずに退社しました。
——コロナ入社世代、その次はどんなキャリアを選んだか。
社長を目指すにあたり、新規事業に関わりたいと悩んでいたところ、知人が新規事業を始める予定の会社があると教えてくれて。紹介してもらったIT企業は情報システム部向けのSaaSに取り組み始めるタイミング。「いくしかない!」と転職しました。
約2年在籍し、営業からプロダクト開発、企画、マーケティングにいたるまで全てをゼロから立ち上げました。しかし5億円の予算を預けられたにもかかわらず売上は1000万円ほど。大きな失敗となりました。
一方、その後も会社は続いていることから、若者に5億の予算を任せられる懐の広さ、金額的に失敗しても会社が潰れない企業の体力とはどういうものかを知った経験でもありました。
新卒から3年間、運営し続けた社会人ダンス団体
——どうして3年間も社会人ダンス団体を運営したのか。
当時はサークル代表としてやり切っていたので、まさか自分がOBOG会の代表をするとは思ってもいませんでした。
2020年4月。
コロナウィルスの影響で卒業式も入社式もなく、営業職として一日家で1人で150件テレアポをし続ける日々が続き、本当に孤独でした。
そんな中、当時は当たり前だったサークルの同期先輩後輩との繋がりに救われました。
そんな居場所を続けたいと「もう一度あの時の青春を仲間とやりたい」と手を上げ、そして仲間に声をかけ、気が付けば3年が経っていました。
下は大学4年生、上は40代の総勢285名でダンスの舞台を創り上げ、最高の時間を沢山の仲間と過ごせました。最後のカーテンコールの時間は言葉にできないほど最高の瞬間で、大好きです。
壁を乗り越えてきた社長の側で学びたい
——社長になろう、と再び決意したきっかけ。
2社目に所属していた2022年の初夏、母がこの世を去りました。母との別れで、人生には限りがあって、一生一緒にいられることはないと痛感すると同時に、「自分はどんな人生を生きたいのだろうか」と深く考えるようになって。いつまでも会社にいると甘えてしまうので「とりあえず会社を辞めよう!」と退職届を提出しました。
副業が可能だったこともあり、個人事業主として新規事業コンサルやwebマーケティング分野支援をスタート。クライアントも順調に集めつつ、「自分が心から向き合いたい課題はなんだろうか」「自分はどういうビジネスを行えばいいのだろうか」と模索していました。
——スタートアップへ転職した経緯。
とある転職サービスでスカウトを届き、面談することになりました。新規事業を拡大していくタイミングと聞いていたので、当初は個人事業主とクライアントという関係になれたらと思って、ある意味、営業するつもりで面談に臨みました。
「創業社長にこだわらないのであれば、ここで社長を目指してみないか?」と誘われ、惹かれました。分社化に向けて力を入れていくタイミング。僕は新規事業の立ち上げは経験してきたけれど、会社という「組織」を作る経験はしていません。会社を作るために必要な知識を身につけ、人を集め、組織を回す仕組みを作るということをスタートアップで実践しながら学べると思いました。
また、創業社長の近くで働くことが僕が成長するのに必要だと直感しました。自らリスクを取り、壁を乗り越えてきた経営者で、言葉に説得力があります。社長とはどういう存在なのか、どうあるべきか。側で吸収しようと入社を決意しました。
Road to 社長
——大事にしてること。
環境にこだわっています。たとえば、ベンチャー企業でゼロから1億の売上を作ることと、大企業で与えられた予算から1億の売上を作ること。作った金額は同じでも、そこから得る経験は全く別物ではないでしょうか。
自分の実力を試したり、踏ん張ったりする経験が必要かもしれないと感じているならば、その選択肢の一つとしてスタートアップはおすすめの環境です。なぜかというと事業が本当に0から立ち上がる環境だからです。大事なプロジェクトの大事な役目を、その場にいる人でやるしかありません。
Youtubeを始めた理由
——「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
これまでの人生を振り返ったときに、自分1人では到底成し遂げれなかったことしかありません。
社長を目指し、そして社長になった後はなおさらだと思っています。遠くへ行くにあたり、今の僕にできることを考えた結果、まずは発信を増やしていくことなのではと思い、スタートしました。
【平日ルーティン】社長を目指す27歳スタートアップ会社員の日常
https://www.youtube.com/watch?v=CgD3MpH4PUg
【Spotify】KUMARADIO 平日毎朝ラジオ配信
これからやっていくこと
——全ての人に輝ける居場所がある
「全ての人が輝ける居場所を創る」をミッションに、
居場所づくりにまつわる事業(キャリア相談/事業推進PM支援etc)を展開していこうと検討しています。
【CURTAIN CALL | 全ての人に輝ける居場所がある】
https://curtain-call.co.jp
終わりに
まだまだ未熟ですが、スピード感を持って挑戦していくために、小さなルーティンを積み上げていければと思っています。
弱い自分と向き合い、発信を続けていきますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
ぜひ、ともに夢を叶えましょう。
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