脚の痺れ無くなったWOW!

ある患者さんの生の声。

『ある日、突然にふくらはぎからお尻にかけて痺れと冷えが始まった。』

この患者さんは、お付き合いがまあまあ長い。
以前に、胸に鈍痛が起きて、、、病院で検査しても分からないと言われた件も、本当に検査で何も分からないのであれば、頸椎のバランスの悪さから神経圧迫を引き起こしている可能性があるが、、、どうも、違う気がするので、脊椎科がある病院を受診して欲しいと願い出た。そしたら、やはりグッドドクターの称号を持つ先生は凄い!もう一度、心臓の検査をするようにと、問い合わせの電話の時点で見抜いていた。結果、再検査で心臓血管の問題が見つかり大事に至らず。

我々は、運動器のスペシャリストではあるが、正しい解剖知識だけでなく病理などの基礎医学概論を知っていなければならないと思う。

話を戻します。
患者さんの主訴は、左脚の痺れと冷え。寒いから温めていると、、すみません。無駄です。実際にその場所が冷えているわけでは無く、冷えていると感じているだけなので、止めると直ぐに冷えを感じるでしょ。でも、触るとそんなに冷えてる感じじゃないでしょ。

はい。

神経痛による冷えですからね。神経圧迫を解除しない限り変化はしません。なので、頑張ってタンパク質を摂取してくださいね。と、3ヶ月のやりとり。6回目でようやっと腰椎を本来の位置に設定できて、痛みと痺れはその瞬間に消えました。神経圧迫による栄養不足での冷え感は神経繊維及び神経細胞の回復後に消えますよ。と、

で、本日、3回目の患者さんは、MRIでも判るくらいのヘルニア。L2の骨の角度がヤバイくらい真っ直ぐ。画像は有り難い。髄核の位置や変形がよく見える。でも、画像が無くても納めるべき骨の位置はだいたい決まっているからね。問題はそんなに無いです。

そして、膝屈曲伏臥位90度から150度へ。腰椎の回旋運動がほぼ消失していたが、3回目で正常化。(2回目の施術の後には、首と肋骨、右の背中に謎の痛みが発露。脊椎のバランスが変わった証拠なので仕方無し。)ハムストリングスの筋出力も正常化。かなり良くなった。次回の経過のお話が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?