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それぞれの思いが複雑に相互作用し世界を変えていく、戦闘叙事詩

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『チェンジ ザ ワールド』という長編小説を配信しております。配信予定日時としては、月, 火, 木, 日曜日にお昼12:00を予定しております。 この小説を描こうと思った動機は、…
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#狙撃手

第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 18

夕食までまだ少し時間があったので、僕も自分の部屋に引っ込んだ。おジィも僕も少し疲れたのか…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 17

「うん」 「熱くなるじゃろう?」 「うん」 「あれの究極が戦争じゃ。熱くなる。血が沸き立…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 16

「おジィはなんで狙撃兵になったの?」 「周りが下手でな、気がついたら狙撃手になっておった…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 08

「食いたかった」日野上等兵がしみじみと漏らす。補給が叶わないがことが分っていたインパール…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 07

「三十三師団の至宝、戦車止めの松下曹長を間近で見られ、感激しております」日野上等兵が声を…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 06

日野上等兵の肩を揺すったが、身体からは温かみが消えていた。アカシアの木にもたれたその姿勢…

新田将貴
3年前
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第1章 ヨウとおジィ 昔ばなし 05

「おジィ。僕は西脇みたいな人間があんま好きじゃねーんだ。それで、ああいう人間に命令されて、はいはいということをきいていることが、きついんだ。なんとなくやり過ごすことが、きつい。でも中学校へはいかないといけないと思うし、そうやって悩みだすと、苦しくて、生きていけない。困ってしまっているんだ」 「ヨウ、さっきの生ける屍教師のいうことを聞くことと、お前があの男に魂までくれてやるのは、訳が違うぞ。そういうふうに考えて、中学校へ行くことができねえもんか?」 「うん、そうなんだけど…