ChatGPTを用いた記事作成について
近日話題の対話型AI言語モデル「ChatGPT」をWebライターの仕事に活用できるのか、将来的に仕事を奪われる未来が来るのか、について調べてみました。まだ1日しか触っていないので、新たに気付いたことがあれば更新したいと思います。
【2022/9/10:追記】ChatGPTを用いてブログ記事を作成したので手順をまとめました。
ChatGPTとは
上記の回答はChatGPTに「ChatGPTについて教えて」と質問したときの回答です。このような感じで、質問した内容について自動的に回答を作成してくれます。
下記のページから利用できます。GoogleやMicrosoftのアカウントがあればすぐ使えます。
一応今はテストのためのプレビュー期間中とのことで、将来的には有料化されるかもしれません。
ちなみに私は下記のページのβ版を使用していました。触ってみた感触として、こちらの方が回答のバリエーションが多いようです。
ChatGPIを記事作成に使えるか
所感
・回答の内容はそれほど意外性はなく、正論や常識的な内容と感じた。
・Google検索で出てきた記事をある程度読んだら認識できるような内容を即座に返してくれる。
・これまでにある程度調べて知識のある内容であれば、新しいインサイトはあまりない。
・知らない情報について短時間で知識を得るには良さそう。ただしファクトチェックは必要。
できること
・キーワードに従ってタイトル案を作成
・テーマを指定して構成案を作成
・テーマを指定して記事を作成
・構成案に従って記事を作成
できないこと
・事実でない記述が混じっている
・内容に具体性がない場合が多い
・文章がときどき間違っていたり、同じ表現を繰り返していたりする
・文字数を指定したとき1000字程度なら近くなるが、長文は厳しい(設定の問題?)
・実在する記事を検索できない
実際に試したこと
ゲームエンジンとして有名な「Unity」をテーマに記事を書くと想定し、いろいろ質問しました。
テーマについて質問
質問する度に異なる回答が返ってくるので、下記は解答の一例です。
テーマについて内容を限定して質問
テーマについて文字数を指定して質問①
2000字という指定に対し、実際の文字数は949字。
「自動車業界でUnityを活用できるのは」という出だしから始まる文章が複数ある。
テーマについて文字数を指定して質問②
500字という指定に対し、実際の文字数は609字。
文字数の指定が長すぎると上手くいかない?設定の問題?
文字数を指定して記事作成を依頼
質問を投げた場合と文章構成はそれほど変わらない
記事の構成案の作成を依頼①
3000~4000字くらいの記事になりそうな構成案ができあがる。
記事の構成案の作成を依頼②
「専門性の高い」と入れると、より詳細な構成案ができあがる。
構成案を指定して記事の作成を依頼
構成案を意識した記事になっている。
しかし文章は冗長で同じ内容の繰り返しも多い。内容の具体性も乏しい印象。
参考記事の調査①
リサーチで他の記事を調べる際に使えるか検証した。
Googleアクセス数の多い記事を調べるはずが、いずれも検索しても実在しない記事だった。
「Googleアクセス数が多くなりそうな記事」のタイトルを出してくれたらしい。
参考記事の調査②
修飾語を変えてみたところ、URLも一緒に教えてくれた。
見覚えのあるURLもあるが、いずれのURLも実在しなかった。
ChatGPIに直接相談
これからWebライターとして仕事をしていくにはどうすればいいか、直接相談してみることにしました。
Webライターの仕事は今後も続けられるのか
大丈夫だそうです。
Webライターの仕事がAIに奪われることはないか
訪問者の心に残る文章を書く必要があるそうです。
Webライターの仕事にChatGPIを活用するには
下記のほかにも何度も同じ質問を投げてみましたが、あまりしっくりこない回答でした。
自分で頑張って見つけるしか無さそうです。
Webライターとして収入を増やすには
ぐうの音も出ない正論です。これからも頑張ります。
まとめ
まだ触ったばかりなので、いろいろ検証するうちにもっと良さそうな使い方が見つかるかもしれません。今のところはまだ文章が冗長だったりと、記事としての質は人間には満たない印象ですが、それも時間の問題なのかなと思います。
質問の回答は複数のサイトを読んで得られるレベルの知識で、あっと驚くような回答ではなかったです。しかし時間をかけて調べなくても、ピンポイントに質問してすぐ返してくれるのは便利になりそうだと感じました。
【2022/9/10:追記】ChatGPTを用いてブログ記事を作成したので手順をまとめました。
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