ホンモス/フムス/ハマスいろいろ 10 豆腐とカリフラワーのホンモス
豆腐は大豆、つまり豆でできているわけでひよこ豆の代りに使ってもいいんじゃないのというのがそもそもの始まりでした。しかも豆腐はすでにツルツルなめらかで、乾燥豆のように水に浸しておくことも煮る必要もありません。ミャンマーにひよこ豆の豆腐があるならその逆があってもいいはずですよね。このレシピではカリフラワーを加えていますが、豆腐だけでもホンモスはできます。木綿豆腐ではなく絹ごしでもいいですが、出来上がりが水っぽくなります。そもそも木綿ごしと絹ごしの違いは水分なので、水分の少ない木綿豆腐を使って後で水を加えて硬さを調整したほうがいいと思います。
豆腐のホンモスはミキサーを使わずにザルなどで漉してもできます。漉す場合は豆腐をへらなどで崩し、タヒニを加えて軽く混ぜてから漉すと後の作業が楽です。
豆腐は意外と便利な食品で、2021年の5月にツイートした豆腐と人参のポタージュスープはその一例です。豆腐は豆乳を固めたようなものなので、これだけでミルキーで滑らかなとろみのあるポタージュスープができます。紹介したポタージュでは人参を使っていますが、カリフラワー、ブロッコリー、ジャガイモ、コーンなどなど様々な食材で置き換えが可能です。
豆腐と人参のポタージュスープに関しては次のリンクへ。
https://twitter.com/MASAHITOSATO1/status/1394701637588029440
材料
カリフラワー:100g/木綿豆腐:200g/タヒニ:大さじ4/ニンニク:1粒(みじん切り)/ライム汁:1個分/ライムピール: 1個分(みじん切り。ライム汁を取ったライムの皮使用)/タラゴン(オプション):4枚程度(みじん切り)/オリーブ油:大さじ2/水:適宜/塩コショウ:適宜
飾り
ゴマ:適宜/タラゴン(オプション):適宜(みじん切り)/ライムピールのみじん切り:ホンモスの材料で残しておいたもの
作り方
カリフラワーを小房に分けて好みの硬さに茹でます。ペーストになってしまうので芯の部分を使ってもかまいません。
茹でたカリフラワーを含め、オリーブ油までの材料をライムピールは除いてすべてミキサーに入れ、ペーストにします。硬い場合は少しずつ水を加えて好みの硬さにしてください。
ミキサーの中身をボウルにあけ、1/2~2/3のライムピールを加えてよく混ぜたら塩とコショウで味を調えます。
ホンモスを器に盛り、ゴマ、タラゴン、残しておいたライムピールを散らします。
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