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今、ピアラジオが追うべき指標は何だろうか

株式会社Peer Lodge代表のまささいとうです。いいね機能がなく、視聴回数が見えない招待制の音声アプリ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

昨日はチームとしてのこれからの指針について考えましたが、

今日はもう少しユーザー寄りの視点で、中期的にユーザーに対して、どのような価値を届けていくのか。何を目指していくのかについて考えてみます。

ピアラジオが届けたい価値

ピアラジオが届けたい価値については、以下の2点です。

①セルフケア的価値
②ピアカウンセリング的価値

①セルフケア的価値(生みたいユーザー体験)

日常の不安やモヤモヤを感じたり、声に出して気持ちを整理したりしたい
→友達に電話しようとするが、夜遅いし気を遣う
→ピアラジオで心の声を話す
→モヤモヤを声に出して気持ちが整理される

②ピアカウンセリング的価値(生みたいユーザー体験)

人間関係や仕事のトラブルなどで自己嫌悪
→友達に電話しようとするが、夜遅いし気を遣う
→ピアラジオで心の声を話す
→悩みを誰かが聴いて受け入れてくれることで気持ちが楽になり、自分は今のままで大丈夫なんだ、と感じる
→聴いてくれた相手が悩んでいる時は、今度は自分が寄り添う立場に

上記の2点を満たしていくための機能開発などをしていく必要があると考えています。

追うべきKPIをどのように設定するか

元々以下のようにコミュニティ活性化におけるKPIを設定していましたが、

・投稿頻度
1人あたり週2回

・投稿するユーザーの割合
40%のユーザーが1人あたり週2回

・コメント数(とてもうれしい、うれしい、まあまあ)
2投稿に1件

・コメント数(かなしい、とてもかなしい)
1投稿に2件

設定した当初と現在では、コミュニティの状況が異なってきているため、アップデートの必要が出てきています。

ユーザーが価値を感じているかどうかを測る指標として最重視すべきKPIは「友人招待」とすべきなのではないか、という案があります。

ユーザー登録する →他ユーザーの投稿を聴く → 投稿する → コメントされる → お互いにフレンドになる → サービスに定着 友人を招待

上記のフローにおいてサービスに定着してもらうことができれば、「友人招待」に辿り着くことができると考えています。

そのためのマジックナンバーを探していくことが、これからやるべきことなのかな、と。

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・サービス登録から何日以内に
・何人の投稿を視聴して
・何回投稿して
・何人から何件コメントをもらって(何回コメントして)
・何人とフレンドになると

サービスに定着して、その結果、友人招待に辿り着くのか。そこに至るまでに離脱してしまう要因は何か。

友人招待まで至っているユーザー、途中で離脱してしまっているユーザー、などユーザー層をいくつかのグループに分け、それぞれのユーザー層ごとに分析を進めていきます。

ちなみに完全に主観ですが、感覚的には、

・サービス登録から7日以内に
・10人以上の投稿を視聴して
・2回以上投稿して
・2人以上から1投稿あたり2件以上コメントをもらって
・2人以上とフレンドになると

サービス定着が起きているのでは、というイメージ。このあたりは実際のデータと照らし合わせて確認。

具体的にやることは以下などになりそう。

・定量的なデータ分析、ユーザーインタビュー
・離脱の要因となっているフロー周辺の機能改善
・開発不要で行える友人招待につながる施策
・友人招待した後、スムーズに投稿まで至るための施策

ピアラジオは自己開示的な投稿が多いため「顔見知り程度の知人」は招待しづらく、悩みもする間柄の「親しい友人」を紹介するサービスなのでは、ということを以前書きました。

この「親しい友人の招待」という行動をどのように生んでいくのか、を考えていきたいと思います。

全体の20%のユーザーが1ヶ月に1度、1ユーザーあたり1人を招待してくれる

くらいが目安となるのかな。このへんの適切な目標設定についても考えたいです。

おわりに

いいね機能がなく、視聴回数が見えない招待制の音声コミュニティ「Peer Radio(ピアラジオ)」をつくっています。

気になられた方おられましたら、よろしければユーザー登録いただけたら嬉しいです^^

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