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ユダヤ人大富豪の教え

「世の中には、どうして社会的、経済的に成功してる人と、そうでない人がいるんだと思う?」

著者、[本田健]経営コンサルティング会社、会計事務所、ベンチャーキャピタル会社など、複数の会社を経営する「お金の専門家」

アメリカの老富豪と日本人青年の出会いと成長の物語

■世の中の現実と向き合う

「世の中には、どうして社会的、経済的に成功してる人と、そうでない人がいるんだと思う?」

「なぜだろう考えてもみなかったな。成功したいとばかり考えてはいたけど。なぜ成功する人とそうでない人の二種類の人間がいるんだろう?」

「学歴や生まれた家柄、才能でしょうか?」

「普通はそう考えるだろう。だから、自分は成功できないと考えてしまう。成功している人間は、そういうものは成功とは全く関係がないと考えるのだよ。なぜ彼らがそう考えると思う?それは現実の人生をよく観察しているからさ。世の中で成功している人間とそうでない人間の違いをよく観察していると、成功に学歴、家柄、才能、運が全く関係ないのがわかるのだ」

「成功する人間は、ものがその存在のありのままに見える。しかし、普通の人は違ったものを見ている。偏見や恐れ、ゆがんだ価値観、倫理観からものを見るので、何も見ていないのと同じだ。物事の本質を見抜く目をもつこと、それこそが幸せに成功するための大切な要素なのだ」

■社会の成り立ちを知る

「今の社会がどのように成り立っているかを知らなければ、成功することはできない。金持ちの子供たちは、小さいころから、この種の知恵を代々教わっている。世の中の仕組みを知らなければ、金持ちになるのは難しい。君は一生懸命頑張れば、金持ちになれると思うかい?」

「頑張れば道は開けると思います」

「まず間違いないが、年収500万円の人間が一番忙しくて、一生懸命毎日頑張っているだろう。年収5億の人間は自分のビジネスを所有していて、年収5000万円の連中を経営者に迎え入れている。5000万円稼ぐ経営者は、職を求めてやってきた年収500万円の連中を従業員として雇ってビジネスを切り盛りしているのだ。」

「どこが違うんだと思う?」

「ほとんどの人間は、精一杯やっている。努力した人間がみな成功できたら、どんなにいいだろうね」

■サービスの質と量で報酬額は決まる

「世の中に与えたサービスと質の量がそのまま君の受け取る報酬に等しくなる。道路の掃除をする者は、それに見合うお金をもらう。会社勤めをすると、決められた給料をもらう。スターは多くの人を喜ばせているので、巨額の報酬を得る。外科医は、その技術によって、高い報酬を得る」

「給料をもらう人間は働いている時間が退屈なので、その時間が早くすぎないかだけを考えている。普通の人は人からもらえるものにしか興味がないのだ。だから金持ちになれない」

■自由人と不自由人 立場が幸せと豊かさを決める

「世の中には。二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ。自由人は、経済的、社会的、精神的に独立して、誰からの援助も指図も受けない。その人個人が考えるとおりに人生を生きている。不自由人は、経済的、社会的、精神的に誰かに依存している。だから、自分は誰なのか、自分が何をやりたいのかも知らない。いや、考えようとしていないと言った方が正確だろう。そして、自分の人生の問題を両親、兄弟姉妹、結婚相手、政府、会社になんとかしてもらおうと考える」

「しかし、自由人はその代償として、払わなければならないこともあるんだよ。それは、世間からの誤解、批判や内にある罪悪感などがそうだ。そういいうことをわかった上でも、金持ちになりたいかどうかだね。人によっては、普通の人生を生きた方がよほど幸せだということもある」

「大多数の人間は、いまいるところで頑張れば道は開けると考えてしまう。そこで、無駄な戦いをやって、ボロボロになって力尽きるのだ。本当は、その場所から出ないといけないのだがね」

■自分を知り、大好きなことをやる

「夢を追いかけるのを忘れて、安定した人生を選んだ人間は、言ってみれば「退屈な人生を生きる終身刑」を自らに課しているのに等しい。自分が誰か分からなければ、どれだけ社会的に成功しても幸せにはなれないからだ」

「人生で成功して金持ちになりたければ、まず自分が魂を打ち込める何かを見つけること。それに最大限のエネルギーを注ぐべきだ。残念ながら多くの人間は、この作業をやらない。そして、自分が不幸で貧乏なのは、社会、両親、教育システムが悪いからだと他人のせいにしてしまう」

「僕は他人のせいにするつもりはないんですが、自分の好きな分野が今ひとつ見つからないんです。そういう人はどうやって好きなことを見つければいいんですか?」

「君と同じ質問をする奴は、みんな頭でっかちの連中だったな。彼らは得意なことばかりをやってきたようだった。親や社会が望むことを小さい頃からやってきたために、自分が好きなことを見つけられないまま、人生を生きてきたのだろう。でも、心配しなくていいよ。時間をかけて、人生のリハビリさえやれば、好きなことは、きっと見つかる」

「処方箋は、自分の好きなことを日常的に少しずつやることだ。小さいころから自分が好きだったことを思い出して、それをやってみることだ。思わぬところから、自分の人生のヒントを見つけるだろう」

■自分の感情を目の前にいる人たちと分かち合う

「成功者はみんなスピーチがうまい。コミュニケーション能力を高めことが成功への近道なんだよ。エグゼクティブはスピーチの才能に磨きをかける。話は下手でもぜんぜんかまわない。内容も整然としていなくてもよい。そんなことよりも、人の心を打つスピーチをすることのほうがはるかに重要だ」

「スピーチの天才になりなさい。どこに行っても、自分の考えを一分ではっきり、さわやかに感情に訴えて話せるように準備しなさい」

■いい人脈が成功に不可欠なわけ

「付き合う人の多くを味方にできれば、君の成功は何倍も早くなるだろう。普通の人間は、だいたい200人から300人ぐらいの知り合いがいる。親戚や友人、学校時代の友人、ビジネスの取引先などがそうだ。しかし、ほとんどの人は人づきあいをそれほど大切に考えていない。それは、今から話すことを知らないからだ」

「君の周りの300人に同じく300人の知り合いがいると思ってごらん、君は間接的に9万人とつながっている。その9万人に300人がいるとしよう。想像してごらん、2700万人もいるということなのだ。これが口コミのパワーだ。付き合う人が君の応援団になってくれれば、あっという間に成功者の世界にもち上げてくれるのだよ」

■「一人」で成功している人はいない

「多くの成功者は関係するすべての人に「あなたがいたから、いまの自分があるんだ」ということを感じてもらえるように努力している。そうして彼らは多くのファンを獲得し、さらなる成功を実現しているのだよ」

「一方、自力で成功したと考える人間は、どんどん傲慢になっていく。すると、気が付かないうちに彼の周りから人が離れ始める。周りの人すべてに支えられて、いまの自分があるというふうに感謝して毎日を過ごす人間と、「これは俺がやったから、これくらいの成功は当然だ」と傲慢に開き直る人間とでは、どれだけ将来の差が出てくるだろうか」

「もう一つ大事なことは、助けてもらうことで、実は助けてあげることができるという事実だ。もし自分でできたとしても、できるだけ多くの人を巻き込んで助けてもらうことだ。そしてその人たちに感謝して喜んでもらうことが君の成功のスピードを速めるのだよ」

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私も成功したいと思って本やネットまたは人から情報を得ているが、ある段階から、だいだいは皆が同じようなことを言っているということに気づいた。

私が思うに成功するための基本的なことは4つ。

①自分の目標、夢、幸せの定義を決めること。

②とにかく①に向かって行動すること。

③絶対に諦めないで②を継続すること。

④③の現状に幸せを感じ、周りに感謝すること。

この4つが必要だと思う。

成功したい。成功したい。と思って答えを探して、難しいロジックを考えてみても、結局の答えは当たり前のことだ。

でも、よく考えてみてほしいがたったこの4つができない人間がほとんどなのだ。

自分の夢を恥ずかしげもなく語れる人はどれだけいるだろう。

その中からさらに実際に行動している人、周りの人間がブレーキをかける時でも行動する「ブレーキの壊れた人」は何人いる?

結果が出ないのにやり続ける、「バカな人」にあなたはなれますか?自分を信じ続けられますか?

そんな状況でも幸せを感じますか?周りに感謝できるほど余裕がありますか?

この当たり前ができたら成功者になれるのだろう。

今、これが私の考える「成功への道」です。

恐らく間違っていることでしょう。それでも、これからも学び、行動し続ければ正解を見つけるか、作れるんじゃないだろうかと思っています。

皆さんはどんな道を進んでいますか?

どんな正解を持っていますか?

なにかヒントをもらえれば、もしくはあげることができればと思います。

もし、なにか引っかかればブレーキを壊して、コメント、DMして下さい。

もしかしたら、それが私や誰かの「成功への道」の一歩になれば嬉しいです。

私の情報が少なからず皆さんのお役に立てればと思います。
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