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シュウカツ!! 職業:巡礼者 勤務地:世界の聖地

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「世界の聖地を見てきます!!」 450日かけて3大宗教中心に世界の聖地を巡った旅人の回顧録
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#聖地巡礼

都市計画を妄想するという鍛錬は旅に何をもたらすのか。

ベトナム・ハノイ大教会 聖ジョセフ教会厳密には参加したと言い切れないが生まれてはじめてキ…

傷を負った祈り、呼吸する聖域。

「よく見ていてください。この木とこの木を組み合わせます。」 複雑に切り抜かれた二つの木組…

地獄の深夜バスでカブ天国に行ったらカブ地獄だった話。

物語は前回のセーブポイントから続く。 ちなみに旅のセーブポイントとは日記やブログ、SNSの更…

オープンワールドゲームとしての考察

「人生はドラクエだ」と言い切る大学の先輩がいる。 「旅はドラクエだ」と言う青年と旅をした…

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける③

ルアンパバーンとは14世紀から18世紀からラーンサーン王朝という王国の首都だった街である。か…

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける②

船は夕方には曳航地のパークベンという小さな村に着いた。波止場には船の到着を待っていた宿屋…

聖都ルアンパバーン、英語の授業を受ける①

「いくぞ!マサシ!」 二人はさっさと甲板に降りていく。 僕はカメラを手に今から始まる船旅への期待に胸をはずましている。 「ちょっと待って!!!」 今日から僕らはこのフアイサーイの村からラオスの聖都ルアンパバーンに向けてメコン川を下る2日間・約30時間の船旅に出る。 以前から船でルアンパバーンに向かうルートがあることは知っていた。 街そのものが世界遺産でラオス仏教では重要な聖地として栄えたかつての王都である。その聖都に向けてメコン川を下る船の道がある。 いつかはこの船に

何事も気付くことから始まる。

出国当日、この日は日本を縦断した台風の影響で僕の乗った便は遅れに遅れた。 関空のロビーで…

地下室の出来事

梅雨時期のインドにしては地下室はやけに涼しくて、むしろカラッとした空気を感じたくらいだっ…