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ルアンパバーンとは14世紀から18世紀からラーンサーン王朝という王国の首都だった街である。か…
船は夕方には曳航地のパークベンという小さな村に着いた。波止場には船の到着を待っていた宿屋…
「いくぞ!マサシ!」 二人はさっさと甲板に降りていく。 僕はカメラを手に今から始まる船旅へ…
旅を始めた時、はっきり言って僕はまるで英語が話せなかった。 もちろん英語についての多少の…
「その12匹の動物のなにがすごいの?」 「すごいんだよ!干支がこのタイにもいたんだよ!」 …
出国当日、この日は日本を縦断した台風の影響で僕の乗った便は遅れに遅れた。 関空のロビーで…
梅雨時期のインドにしては地下室はやけに涼しくて、むしろカラッとした空気を感じたくらいだったのを覚えています。 「これは修理できますよ。」 骨組みの木材が裂けてバラバラに分裂した仏具を撫でながら僕がそう言うと、一緒にいたお坊さんたちは信じられないという顔をしていました。 『あぁ日本の漆製品を触るのは久しぶりだなぁ』 『キレイな仕上げしてるな。』 インド・ブッダガヤでの最後の夜のことでした。 僕は20代後半から30代前半を京都にある法衣店の営業マンとしての日々を送ってい