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マネるとは学ぶこと

 調子に乗って自己啓発のようなお題を考えたはいいが、いよいよネタが尽きたのかあるいはマダニに沢山嚙まれて思考が覚束なく最近何するにしても気だるい私は三原市の地域おこし協力隊として佐木島で柑橘栽培を行っている柴田將志と申します。

 本日は電気柵の設置を行っておりました。どう設置するものか分からず見様見真似で斜面上部の荒れ地を草刈り機で整備し適当な間隔で支柱を打ち、線をはわすことと致しました。傾斜の下に設置すれば猪が柵を飛び越えるそうで、それを危惧した為です。猪も必死なのだと理解します。食わずして生きていくことなどできないのだから。と私自身調子が悪いのも自覚しているのですがどうしたものか。

佐木島から近いようで遠い三原市街地

 話は逸れますが、だんだん柑橘も着果が始まり沢山実を成らすものもあればそうでないものとまちまちのようです。青島ミカンや石地ミカンは隔年結果(実を成らす年と実を成らさない年)が顕著に現れます。一方で不知火(デコポン)は通年実を成らせるようで安定した収量が見込めるかと思いきや水腐れなどにより廃棄率が高く徐々に檸檬に切り替える農家様もちらほらいらっしゃいます。デコポンと言えば熊本県が有名ですが、愛媛県の伊方町三崎地区のデコポンは感動を覚えるほど美味しいと聞きます。ちなみに私は紅マドンナ(アイカミカン)という品種のミカンが好きなのですが、愛媛県の代表する紅マドンナ、甘平、紅プリンセスのようなブランド品種は種苗法により愛媛県以外での栽培を趣味であっても禁止しており残念ながら栽培をすることができません。記事を綴りながら以前愛媛県の伊方町の柑橘農家様のもとで農作業のお手伝いをさせて頂いたのを思い出します。農作業終わりに食べたジャコカツ美味しかったなあ。

 草刈り機で荒れ地を整備している途中、野イチゴのような蛇イチゴのような得体の知れない木の実がありましたので一口食べてみることにしました。
味の薄いリンゴのような風味がして後から少し渋みが感じられました。いずれにせよ無毒なので問題は無いでしょう。

ドリアン

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