「THE FIRST TAKE」は、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル。今では400回を超える超人気企画。実は、二番目の出演者は沖縄出身のラッパーです。
Rude-α - It’s only love|2019/11/23
2014年に開催された第6回BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権では沖縄代表として出場し、準優勝を果たしました。また、2016年4月からは活動拠点を東京に移し、2019年に”THE FIRST TAKE”に出演しました。
Rude-α - wonder|2019/12/11
メジャーレーベルを辞めたから、リリースできた楽曲『うむい』
Rude-αが、2022年の慰霊の日(6月23日)にリリースした楽曲『うむい』。この曲が生まれたエピソードを、インタビューで彼はこう答えています。
ちなみに、その時撮っただろうと思われる、Instagramの投稿がこちら。
一曲を歌い終わった直後に、背後にヘリコプターが飛んできた。この景色こそ、楽曲のサビに出てくるフレーズ「島の空を飛び交う戦闘機」が非日常ではないことを思い出させてくれました。
ちなみに、ミュージックビデオの映像は、同じく沖縄市出身の映画監督・仲村颯悟(りゅうご)さんが手掛けました。
Rude-αが中心となり、「慰霊の日」に沖縄市のコザミュージックタウンで毎年開催されているイベントがある。「UMUI NO WAR うむいのわ」では、県内の若手アーティストが集まり、慰霊の日や沖縄戦、命の大切さに向き合います。(※ “うむい”とは、沖縄の言葉で「想い」という意味です。)
Rude-αはこのイベントだけでなく、母校の市立宮里小学校など県内の学校を回りながら彼の『うむい』を地元の子ども達に届けています。
そして、『うむい』をリリースしてから一年後の2023年には、「Borderless (feat. SHIN)」をリリース。
この楽曲は、幼少時代からの友人である、バンド・轟 -TODOROKI -のボーカル・SHINと制作した。「人種、国境、年齢は関係ねえ」というサビのフレーズは、また一つ大切にしている彼らの『うむい』である。
今年も新たな楽曲がリリースされるのか、「UMUI NO WAR うむいのわ」にはどんなアーティストが集まるのか、この時期になると楽しみになる。
一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネル "THE FIRST TAKE" には他にも、多くの沖縄アーティストが、出演しています。
Awich, SugLawd Familiar (Vanity. K) and CHICO CARLITO - LONGINESS|2023/01/04
Awich feat. KEIJU - Remember|2022/12/23
Anly feat. Matt Cab & MATZ|2022/12/07
Anly - Courage (P!NK’s Cover)|2023/04/26
HY - 366日|2021/03/12
HY - Good Bye|2021/03/24
三浦大知 - 燦燦|2022/06/08
三浦大知 - 飛行船|2022/05/27
JO1 - 僕らの季節|2022/04/08
JO1 - Move The Soul|2022/04/20
JO1のメンバー與那城奨は、脚本家・野木亜紀子さんが、沖縄の現状を丹念に取材して書き上げたサスペンスドラマ「連続ドラマW フェンス」に仲本颯太役として出演しました。
地元・沖縄を舞台にした本作への出演について、與那城さんはインタビューでこのように答えています。
CHICO CARLITO - Let Go feat. 柊人|2023/11/10
miwa - ヒカリへ|2021/08/20
miwaの祖母は沖縄在住。高校生の頃は、帰省した際にこの北谷「美浜カーニバルパーク」で路上ライブをしていました。