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サッカーとの出会い(中学時代)

2022年7月26日 火曜日

今日は一昨日に引き続き、僕のこれまでのサッカー人生について綴っていきたいと思います。

前回の記事のURLを下記に添付しておきます。

良ければお目通しください。


中学校入学後早々サッカー部が無くなり陸上部に入部した僕は、日々長距離陸上の練習をしていました。

元々短距離は得意だったのですが、長距離はどちらかというと苦手。小学校時代のマラソン大会も別段優秀な成績を収めているわけでもなかった僕にとっては、ボールもなくただただ時間内にトラックを走り続ける練習は苦痛でした。毎日走って走って、少し筋肉も傷めました。

そんな日々を続けて数か月後のある日、隣の中学校のサッカー部の練習に参加させてもらえるという話が舞い込んできました。僕の出身校でもある中学校は、隣同士にもう1校中学校が建っており(全国でも珍しいらしい)、移動時間的にも授業終わりにすぐに参加できる体制でした。元々サッカー部志望の僕は迷うことなく参加の意思を示し、陸上部を退部することに決めました。他校とはいえサッカーができるという嬉しい気持ちと、しんどいのにひたすら耐えていた陸上部を辞めれる喜びが相まって、とても楽しみにしていた部活参加でしたが、実際は数多く参加することは叶わず、その学校への練習参加を断念しました。そんな中でももう1校同市内にあった中学校へ参加することが認められ、その中学校へ練習に行かせてもらうことになりました。もう1校に関しては距離は少し遠く、一度帰宅してから自転車で向かうという形でした。

当時まだまだ中学坊主で人見知りもあった僕にとって心強かったのが、1つ上の先輩が2人同じようにその中学校へサッカーの練習に参加することになり、3人で一緒に参加できたのは心強かった記憶があります。その先輩とは部活動以外でもウイニングイレブンをしたり学校外で遊んでもらっていて、当時の僕にとっては非常に心強い存在でした。またそれと同時に心強かったのが、小学校時代に習っていたサッカークラブのチームメイトが数名、そこの中学校には在籍していました。そういったメンバーの中、顧問の先生にも良くしてもらい、練習に参加させてもらうことが多くなりました。当時は同級生もキーパーがいたので、僕はフィールドプレイヤーに転向しました。自分の中学校ではないにせよクラブ活動でサッカーができることは僕にとっては楽しみでした。ただ練習には参加できても試合となると話は別で、公式戦には他校の生徒の為に当然出場はできず、練習試合でも当然自校の生徒優先でした。幸いBチームの練習試合には混ぜてもらい参加することはできましたが、当時はそのありがたさもわからず、中学生という遊びたい盛りにクラブへ行かず友達と遊びに行ったりもしました。なかなかサッカーだけに集中することはできていなかったと思います。

中学1年生の2学期ごろから練習に参加させてもらい、2年生も丸々1年間参加させてもらっていたが、その後3年生に進級するときに転機が訪れました。なんと僕が練習参加させてもらっていた中学校の顧問の先生が、僕の中学校に転勤してくることになったのです。その先生によって2年ぶりに僕の中学校にサッカー部が復活することになりました。ある日その先生に呼ばれ、僕はサッカー部のキャプテンに任命してもらいました。創設したてでしたがそこはさすがに人気スポーツのサッカー。部員もそこそこ集まり、同じ3年生でも部員が入ってきて、2年生、新1年生も入ってきてくれました。自分たちのグランドで授業が終わってからサッカーの練習をする、当たり前のようなことが3年生になってようやくできました。練習試合に公式戦も出場することができましたが、さすがに周りは3年間サッカー部で練習し続けていた3年生中心のチーム。こちらは2年間部活をやっていなかったサッカー好きの集まり。当然勝てるはずもなく、最後の夏の公式戦も完敗で僕は中学校の部活生活を終えることになりました。キャプテンらしいことも特にできずだったと思いますし、春から夏までの短い部活生活でしたが、自分たちの代でサッカー部が復活したことは本当に良かったと思いました。弟が2つ下にいてたので、彼らが1年生からサッカーができたことも良かったと思います。個人的な話で言うと、小さい市の大会でしたが、各学校のメンバーで構成される大会ベストイレブンに唯一僕の中学校から選出されたことは小さな誇りでした。僕自身が特に何かをしたわけではないですが、サッカー部が無くなっても他校に参加させてもらえたこと、そこの先生が転勤してきて最後は自分の学校でサッカー部が復活したこと、僕自身は運が良かったと思っています。

部活引退してからも放課後サッカーの練習に参加もさせてもらえました。弟がおり、その友達も知っている子が多かったので、嫌な顔せず参加させてもらったことは感謝です。そのうち中学OBの4つ上の大学生も練習参加で色々指導してもらったり、もしかすると引退してからのほうがより一層真剣に楽しくサッカーができていたような気もします。そこでOBの人と出会ったことによって、結果的に今年35歳の今もサッカーを続けることにもなったので、やはりサッカー部が自校に戻ってきて、またたくさんの人と出会えてよかったと思います。サッカーエリートではないただのサッカー好きが、中学校生活最後の1年間たくさんサッカーをすることが出来て幸せでした。

こうして僕は中学校を卒業。

人生において一番サッカーをすることになる高校生活へと進学することになりました。


つづく

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