見出し画像

食べてOKです


こんにちは。

こちらは連日の大雪で雪かきばかりしておりました。


冬によく見かける野菜といえば白菜ですよね。

白菜を買う際、根元のあたりに黒い斑点ができていることがあります。「カビなのでは?」と買うのを躊躇してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


結論から言うと、白菜にできるこの黒い点の正体は「ポリフェノール」です。

「ポリフェノール」とは、植物がさまざまな外的要因から身を守るために生成する抗酸化物質のことで、植物の色や苦み、渋みの元となる成分も含まれています。

種類も非常に多く、その数はなんと8000種類以上あります。

自然界に存在するほとんどすべての植物が有しており、お茶の「カテキン」や大豆の「イソフラボン」などもポリフェノールの一種なんですよ。

つまり、白菜の黒い点は、ポリフェノールに含まれる色素成分の影響によるもの。白菜に散らばった黒い斑点が「ゴマ」に見えることから「ゴマ症」と呼ばれることもありますが、病原菌などによる症状ではないのです。


周知の方もいらっしゃったかと思いますが、知らなかった方は安心して食べてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?