年金問題についてザックリわかる 3

さすがに今回で終わらせようと思います。

100年安心

⇒3流コメンテーターが、100年安心って、制度だけが100年続いても意味がない、人が安心できないと。みたいなことをいってましたが、逆に「十分な保証をした安心できる制度ですが、30年持つか分かりません」と言われる制度で安心できますか?と聞きたい。
安定して制度を保てて初めて利用する人も安心出来るのではないでしょうか?


年金積立金

⇒いわゆるGPIFの運用について、100兆円以上の資金を長期運用をしているわけですから、一時的に何兆円単位でマイナスになる時もあります。
その都度批判する党がありますが、現在はトータルで何十兆円のプラスになっており、その場合はなにも言わなくなります。
批判のための批判でしかありません。


少子高齢化

⇒少子高齢化で年金制度が破綻すると言われてますが、これにはある前提条件が2つあり、

まず少子高齢化が永遠に続く事。
そして景気が永遠に変わらないと言うことです。


この2つが続く前提だと、どんな計算をしても破綻し、と言うかどんな政策をしようとも国が確実にデフォルトします。
本気で2つの前提が続くと思っているのであれば一刻も早く日本から脱出した方が良いでしょう。


少子高齢化が続いても景気が回復すればやっていけます。
大事なのは経済成長です。

少子高齢化もどこかのポイントで下げ止まりになると思います。
なので近い内に解決するとワタシは楽観視してます。


最低金額

⇒今まで25年払っていないと受給資格がありませんでしたが、10年払っていれば受給資格が貰えるようになりました。

勿論、その分払ってる金額も少ないため貰える金額も当然少なくなります。
計算すると月2万円ちょっと。

これでは生活できない、年金なんて役にたたないと言う印象操作をしているテレビがありましたが、年金の支払いは義務です。
払えなかったらさかのぼって払うことも可能です。となっているのに払うこともしないでおきながら、
40年間コツコツキチンと納めた人と同様に
貰える制度が正しいと思いますか?

納めた分だけ戻ってくる。保険の基本です。


受取時期引き上げ

⇒受給開始時期が以前は60才だったのが今は65才になっています。
今後さらに先になると言われています。
ですが平均寿命、健康寿命が延び、高齢者の職場が充実してきつつある昨今、受給時期引き上げは当然のことであり、何が問題なのか分かりません。
また、前倒し、後ろ倒し受給も可能です。
選択肢が増えているだけです。


フリーランス

⇒年金は全員が入る国民年金と、会社員が追加で強制的に入る厚生年金とがあります。
なぜかと言うと会社員は定年があり、いずれ仕事がなくなるから。
一方フリーランスは、定年がないので、ずっと働けるため、会社員の方が手厚く設計されています。

ただ、不安視する人が増えているため確定拠出年金など希望者は誰でも入れるようになりました。

その時代に合わせてより良く変化しています。


選挙の争点になる?

⇒年金は直ぐに変えることが難しく、前回のの積立方式に変えるとしても何十年も掛かるんじゃないかと思ってます。

なので、各党がアイデアをだしあい、少しずつ時代に合わせた方向に変えていくしかありません。
なので、年金の問題点を指摘して、安倍が悪い、自民党が悪いと言うのは間違いであり、年金を利用して政局に持ち込もうとしているだけです。
そういった人も信用しない方がよいです。


これぐらいにしておきますが、何度も言うように年金問題を議論するのは良いですが、批判は時間の無駄です。もっと議論しなければいけない議題が山積みなのに、、、


あっ、ちなみに

議員年金問題

は話が別。大問題です。
でも疲れたからもう終わります。
(最後の最後でえげつないの思い出しちゃった、、、)

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