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きみの名は

(といっても 映画の話ではありません)

自分が愛用している万年筆の一つ、プラチナ社から2018年の限定モデルとして販売された薫風というものがあります。薫風は2017年から始まった富士旬景シリーズの2段ということで、富士山に流れる風をイメージして作られています。

その第3弾が発表されました。7月1日発売。
その名は「六花(ろっか)」

六花:(りっか、りくか、ろくはな、ろっか、むつのはな)とは、雪の異称のことである。結晶が六角形であることからこのように呼ばれる。また、それ以外にも人名などにも使われている。

富士山に積もった雪をイメージした名前です

http://www.pen-info.jp/library/all/pen/20190611_15137.html?fbclid=IwAR0asHgr6jxOkthJB6sVEb_Aq2QGUNcMvl3ucrYI9j-gm5f2-P7AH1tcBr8

なんと、娘の名前と同じ字。よみ方は「りくか」ですが。
いつもは、万年筆の話をすると、「またぁ」とか「買うのぉ?」と、買っちゃダメオーラを出す家族も今回、娘とおなじ名前であることを伝えると、妻も娘も二人ともほしいと。(もちろん、わたしも)

娘は今のところ、雪の結晶の意味の自分の名前を好きでいてくれていることを感じられたこともあり、限定2500本(うち国内は1250本といわれていますが)何が何でもゲットしようと思っています。

そして改めて、名前っていいなぁと感じたのでした。特に、日本語の名前。
同じ名前というだけで親近感がわき、身近なものに感じられること。
そして、日本語は名前の意味や音に意味を持たせられることのすばらしさ。

自分が好きな漫画の一つ、「おーい、竜馬」で、自分の名前「優」という字が取り上げられたことを思い出しました。

子供の竜馬に母の幸さんが、海という字の次に「優」という字を憂という字と一緒に教えるシーン。
「泣きべそで自分が弱い」という竜馬に、竜馬の母が
まず「憂い」という言葉を、地面に書きながら、「憂」という字は
「、他人の悲しみや痛みを感じる心」と説明し、
「人が憂える心を持つことを、優しいと読む」「そして、この字は優れているとも読む」「優しいことは、人間とした優れていること」みたいな話、
「だから、今のまま、優しく大きくなりなさい」みたいな話だったと記憶しています。

あらためて、自分の名前っていい字だなぁと思ったことを覚えています。

そんな自分の名前が好きになる一つのエピソードになるように
未来の娘のプレゼントのために(確認ですが、自分のためではないです。自分は薫風がありますから)、新しい六花を見つけたいと思います。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4091939104/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=masaru3fighto-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4091939104&linkId=a3b1acf339444d72effc29b738e6be40


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