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仏教に学ぶ生き方、考え方「お寺との付き合い方のコツ(その弐)」

 最近、お葬儀屋さんがお坊さんを「手配」することがあります。

 「菩提のお寺」がなかったり、分からなかったりするときに、慌てて葬儀会社に「お願い」するのだと思いますが、終わってから実は「どこどこのお寺の檀信徒だった」と分かることもあります。

 そういう経緯で「中陰法要から」お参りするケースが「結構な割合で」あるのです。

 なぜこのようなことが起こるのでしょう?

 それはきっと法事を「家族全員」、あるいは「親戚も含めて」行うことが少なくなったからだと思っています。

 子どもに言わずに年回法要を「親だけで勤める」、またはそもそも「年回法要を行わない」ということが多くなったのかもしれません。

 なのでなるべく「家族全員で年回法要にお参りしてほしい」のです。

 そうすることで、お子さんたちに「仏事作法」を自然に伝えることができますし、「私が亡くなったらここが菩提のお寺だからね」と伝えることができます。

 それは子どもたちがいざというときに困らないようにとの「親ごころ」でもあるわけです。


☆今日の一句☆

 法要は
   いつかは自分が
         参らるる

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