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仏教に学ぶ生き方、考え方「二千年という時を越えて」

 今日も「大きなニュース」が世界を駆け巡っています。

 イスラエルとハマスが「戦闘状態」になっており、多数の方が傷ついたり亡くなったりしておられます。

 ロシアとウクライナの「戦争」、そしてイスラエルとハマスの「戦闘状態」、そして中国と台湾の「緊張状態」は、日本にも心を痛め心配をしている方が大勢みえると思います。

 そして何故かどれも「隣国」かとても近い国なのはどうしてでしょう?

 そしてどのような理由でそういう状態になっているのか、隣国同士の「微妙な感情」は実は遠くからは見えにくいのです。

 イスラエルとハマスの戦闘を始めとする中東の緊張状態は、歴史的にはイギリスの「三枚舌外交」が元になっていると言われております。

 でももっと遡れば、今から二千五百年以上前に「イスラエル王国」がその地に存在し、そして滅亡させられたことが根幹にあるとのこと。

 つまり二千五百年前の出来事が、今の争いを「生んで」いるわけです。

 でもそれってよく考えてみれば「矛盾」をはらんでいませんか?

 例えば、五百年前の戦国時代の「因縁」を私たちは持ち合わせているでしょうか?

 もし織田家や豊臣家の子孫の子孫のそのまた子孫であっても、そのことで喧嘩をしたりはしないでしょう?

 つまり歴史をどのように学ぶかによって、私たちは「過去に囚われ」、あたかも今生きている人がそうであるかのように、「錯覚」してしまうのではないでしょうか?

 逆に言えば、何千年も前の人々の生き方や考え方で、現代の人が「救われる」こともたくさんあるはずです。

 そして仏教は「二千五百年前」のお釈迦様の教えから始まっていますが、今この時代にもその教えに救われている人も多いのです。

 ということは私たちがどう考え、どう生きようとしているのかということは、これから「何千年にも渡り」世の中の基軸になるかもしれません。

 未来の人に残せる世界は「温暖化防止」も大切だと思います。

 でも実は、争いを起こさない「生き方や考え方」こそ大きな「財産」になるのではと思っております。


☆今日の一句☆

 習ったな
    喧嘩はやめた
         者が勝ち

 

 

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