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仏教に学ぶ生き方、考え方「味覚の拡がり、心覚の拡がり」

 小さい頃、ハッカの香りと味がどうも口に合わず、ハッカ入りのお菓子は食べられませんでした。

 子どもの味覚は大人より敏感で、ちょっと味が違うと絶対に食べられないことがあります。

 大人になると、いろいろなものが美味しくいただけるのでそれを「鈍感」になったと言う人がいます。
 
 でも本当にそうなのでしょうか?

 実は大人になり、様々な「美味しさ」を学んできたのではないかと思っています。

 「これが美味しいということなんだな〜」と思う「味覚の拡がり」があるのではないかと。

 それと同じことが「心」にも言えるのではないでしょうか?

 今ある状況は、以前は幸せだと思えなくても、徐々に「心覚」が拡がってきて「幸せだな〜」と思えるようになってくる。

 「心覚を拡げる」ために仏教ができることは実は多いと感じています。


☆今日の一句☆

 幸せは
   広い心で
      感じよう

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