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仏教に学ぶ生き方、考え方「答えを求めないということ」

 人は、「理由や答え」を求めたがるものです。

 今自分がここにある意味、仕事をしている訳、家族のあり方など、自分で「理解」し、「落とし込んで」いないと不安定になります。

 でも、答えがすぐに用意されているものなど、「そうはない」のではないでしょうか?

 もっといえば、自分が見つけた答えも、また「変化し続ける」のです。

 これが幸せのカタチと思っていたことが、実は「そうではなかった」ということも、少なからずあります。

 ということは「仮の答え」がとりあえず見つかったというだけなのです。

 そして答えが見つからず苦しむこともあると思います。

 でも答えはあってないようなものだとわかっていれば、すぐに「求めよう」とはしないでしょう。

 仏教の教えで大切にされている「忍辱」(にんにく)とは耐え忍ぶということだけではなく、変化する答えを「求め続ける」という前向きな気持ちも含まれているのだと思っています。


☆今日の一句☆

 答えなど
    すぐに見つかる
          訳がない

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