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仏教に学ぶ生き方、考え方「太陽」

 五月になり、「太陽の光」が眩しく熱く感じるようになりました。

 車に乗っていても、日光を浴びて手や腕が「暑く」感じます。

 太陽の光は、手にすることもどこかに入れておくこともできません。

 でもこの世の「すべてのもの」は、太陽の光でできているといってもいいでしょう。

 「化石燃料」然り、「食料」然り、「水の循環」も太陽光のエネルギーがないと成り立ちません。

 雲が湧いたり、雨が降ったりするのも太陽の「おかげ」です。

 光というものはとてつもない「エネルギー」を与えてくれます。

 それと同じように仏教の教えにも「光」が説かれており、そこから生きる想いを頂いていることもあるでしょう。

 それは「無碍光」(むげこう)という光です。

 これは阿弥陀如来様から一切衆生に放たれた「願いの光」です。

 太陽の光は物に遮られると、影ができますが、無碍光は「遮る」ことができません。

 なので影ができず、世の中の「あらゆるところ」に届くとされております。

 こんなすごい光が、私たちが願う、願わざるに関わらず「すべての人」に分け隔てなく降り注いでいるのです。

 その光を存分に浴びて、皆の心が「青々と茂る」ようになれればいいなと思っております。


☆今日の一句☆

 弥陀光は
    みんなに注ぐ
         届いてる

 

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