仏教に学ぶ生き方、考え方「旧竹林院」
昨日は一日暇をいただいて、大津の坂本にある「旧竹林院」まで足を運びました。
まだまだ暑い盛りでしたが汗をかきながらゆるい坂を「坂本ケーブル」近くまで上り、その途中にこの庭園を見つけたのです。
竹林院というので京都の嵐山の「竹林」を思い浮かべましたが、実際には竹林はほとんどなく、立派な「庭園とお屋敷」があるところでした。
そしてお屋敷の窓がとても広く開かれており、「パノラマ」の庭園の景色が見られるようになっております。
お盆過ぎの平日で人もまばらでしたので、その開放感のある「大広間」にゆったりと腰をおろし、しばし庭の景色を眺めておりました。
その庭園は不思議と庭に出て見るより、お屋敷から眺めるほうが「奥行き感」があります。
ですので窓枠を「額縁」のように見立てて写真を撮られる方がとても多かったです。
またお盆期間中はライトアップもされていたようです。
この界隈は比叡山での厳しい修行をされてきた高僧の「隠居の場」としても知られており、たくさんのお屋敷が上から下にかけて道の左右に建っております。
もしかしたら「法然上人や親鸞聖人」もこの場所で隠居されていたのかも。
そう思うと日本仏教の歴史の奥深さを実感できるのです。
そして残していただいた教えの「ありがたさ」をあらためて感じる旅となりました。
☆今日の一句☆
竹林の
隙間に仏の
救いあり
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