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仏教に学ぶ生き方、考え方「機内にて」

 機内での一時間余りのひとときは、スマホも使えないし、ボッとして過ごすことが多かったのですが、noteの原稿作りには最適な時間だなと気づきました。

 何と言っても経験してきたばかりのことについて心の動きも新鮮なうちに書けますし、適度な緊張感もあります。

 なので、集中力がいつもより高まる気がします。

 今回の旅行は様々なお寺を観ることができました。

 その中で一番心惹かれたのは、雄島の「坐禅堂」です。
 
 たぶんニ畳ほどの小さなお堂で、文字通り「座禅」するためのお堂だと思うのですが、こういうお寺の魅力をとても感じたのです。

 インドの修行僧は五十歳を過ぎると、「遊行期」(ゆうぎょうき)と言って、財産も持たずに森の中に入り、修行しながら生活する期間があるそうです。

 つまり今までの生活も地位も財産も若い人に「譲って」自らは「己を探す旅に出る」ような生活でしょうか?でも譲るということはそれだけで責任もなくなるはずです。

 だから遊ぶように修行をするという意味で遊行(ゆうぎょう)と言われたのではないでしょうか?

 その遊行をするには雄島と坐禅堂はびったりな環境だなと感じました。

 実はそんな生活に「密かに憧れている」のはきっと私だけではないはずです。


☆今日の一句☆

 できるなら
    すべてを離れて         
         生きてみたい

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