見出し画像

ほとけさまのおしえ「お経の声」

 昨日から「風邪」を引いてしまい、喉が痛いながらも今日は「二件の法要」を勤めました。

 一件あたり一時間弱のお勤めなので、この喉で「約二時間」の声出しをするのはなかなか大変です。

 やはり「免疫力の向上」のためにいろいろと取り組む必要を痛感しております。

 でも嬉しいことにお経の声を聴くと、「心が和んだり落ち着いたりする」と言ってもらえる事があります。

 お経の声や声明を聴くと心が和んでゆったりできるそうです。

 そしてお腹に赤ちゃんが宿っていたときは、いつも動いてばかりの赤ちゃんが法要の間「じっとして聴いていた」ことも思い出されたようです。

 そんなことを聞くと、お勤めをすることで、皆さんの心にやすらぎの気持ちが湧いてくることを「嬉しく」思っております。

 元来「お寺の空間」は、極楽世界を具現化したお荘厳です。

 お寺の内陣はまさに「極楽世界」を模しているのですね。

 その様子をいわば「体感できる」場所、それがお寺なのです。

 そしてそこに入るということは、極楽世界に足を踏み入れるようなものです。

 そして極楽世界にいるときには、あなたは「ほとけさま」として存在する。

 そうであるなら、心が落ち着くときには「あなたの中の仏性が花を咲かせている」ようなものでしょう。

 それを何度も体験することで、徐々に「仏性」に気づき、大きく育てていけるのではないでしょうか?


☆今日の一句☆

 我ほとけ
    極楽世界で
        穏やかに

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?