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仏教に学ぶ生き方、考え方「梅雨の雲は何を表しているのか?」

 「梅雨」に入りました。

 台風が早くも「先島諸島」にやってきています。

 今週末は全国的に「荒れ模様」になりそうです。

 今朝は「手洗い洗濯」をしたので乾くのは諦めていたのですが、午後から予想外の晴れに恵まれて、無事に「乾かす」ことができました。

 考えてみれば、太陽はいつでも日差しを送ってきているわけですが、地球の表面で雲が遮ったり、積乱雲や竜巻や台風で辺りが「暗く」なったりするのですよね。

 それと同じように、阿弥陀如来様からの「願いの光」も常に分け隔てなく照らし続けているわけです。

 でも「心の中」に積乱雲や台風や竜巻が湧き起こると、なかなか願いの光を受け取ることができません。

 それは「煩悩」という雲です。

 煩悩には「貪り欲する」気持ちや「怒り」「妬み」「恨み」といったものが最も毒になると言われており、この「貪瞋痴」を「三毒の煩悩」として気をつけるように教えられています。

 ただ残念なことに、この雲を晴らすことは大変「難しい」のです。

 でも線状降水帯や台風や竜巻などに「発達」させないようにすることは心掛けられそうです。

 薄曇りやうろこ雲くらいに治めておいて、できるだけ心を「からり」と爽やかな心持ちにさせておけるといいなと思っております。


☆今日の一句☆

 貪瞋痴
   発達させない
        心持ち

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