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ほとけさまのおしえ「炭酸泉」

 温泉好きの私は、時々は「スーパー銭湯」や「温泉」に足を運びます。

 そしてそういう時には、「炭酸泉」を探して長風呂を決め込みます。

 それもできるだけ「高濃度」の炭酸泉で、入った瞬間に泡が肌に無数にできたりすると嬉しく感じます。

 なので、高濃度の炭酸泉を探し求めて様々な温泉に向かってしまうのです。

 近場の温浴施設はだいたいどこの炭酸泉が良くて、どこの水風呂が冷たいのかを「把握」しております。

 でも全国には様々な温泉があり、まだまだ「未知の世界」も多いのです。

 今一番行きたい温泉は?と聞かれると、やはり「長湯温泉」でしょうか。

 九州は大分の山あいにあるこの温泉は日本でも有数の「天然炭酸泉」です。

 温泉大国の日本でも天然の炭酸泉は数えるほどしかありません。

 その中でも一番と言われるほどの濃度を誇っているそうです。

 炭酸泉がなぜ身体にいいのかというと、「炭酸ガス」が体内に取り込まれることで、「血管が膨張」して血流が多くなるからだそうです。

 確かに炭酸泉から上がるとけっこうな「立ち眩み」が起こりますが、これも血管が拡張して血圧が下がっているからなのでしょう。

 そして泡の力は「侮れないな」と思うのです。

 洗濯にしてもお風呂にしても食品加工にしても、泡の力を使って「効能を上げる」ものは多くあります。

 つまり泡というすぐに消えてしまう儚いものに、人生を豊かにしてもらっているのですよね~。

 そして「私たちの命」もまるで泡のように儚く終えてしまうものです。

 でもそういうものに「魅力」を感じて、価値を見い出していく。

 そんな力が人間には「備わっている」ような気がしております。


☆今日の一句☆

 泡のよに
    消えても人の
         役に立ち


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