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仏教に学ぶ生き方、考え方「ゴメンですんだら〇〇いらん」

 子供の頃喧嘩をして謝っても「ゴメンで済んだら警察いらん」と言われたものです。

 最近の子どもたちはこんなことを言われているのかわかりませんが、こう言われても、不思議と嫌な気持ちにはなりませんでした。

 確かにゴメンで済んだら警察はいりません。

 でも警察は「悪いことをする人」がいるからいるわけで、それを私たちは「社会的なコスト」として税金で支払っているわけです。

 もし悪いことをする人が少なくなればその分、警察も少なくてすみます。

 そうすればその分の税金が他のことに使えたり、減税できたりするので、結局は私たちに「利益が還って」きます。

 警察の人には申し訳ないですが、「警察に頼らなくてもいい社会」が、理想ではあります。

 それと同じことが、「宗教にも言える」のかもしれません。

 つまり皆が幸せで和やかに過ごせたら、「宗教に頼る」こともないはずです。

 でも実際には「苦しみや悲しみ」を抱えた人がたくさんいるので、宗教も「必要」になってきます。

 でもこのことを理解すれば、宗教に頼らなくてもいいように宗教家は「ベクトル」を持っていく必要があるのかもしれません。


☆今日の一句☆

 悲しみや
    苦しみなければ
          宗教いらん?

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