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我らの失敗記

久しぶりです。
まさぴよです。

noteは結構サボってました。

子供のころから普通が苦手でした。

やる事なす事全て習得するのに時間がかかっていました。

バスに乗るとピンポンを間違った場所で押し電車に乗ると各駅と急行の違いがわからず
自転車は補助輪が小6までとれず
靴下を左右別に履くなんてしょっちゅう

しかし、勉強の理数系だけは得意だったので難なく普通レベルにとどまりました

いわゆる能力の凸凹ってやつです。

そんなこんなで普通ができないので社会からそうそうにドロップアウトしました。

そして発症し入院生活の後に
社会福祉のお世話になりました。
色々お世話になりましたが、僕はパン屋での社会復帰のトレーニングが一番心に残っています。

その頃の僕は1回目の社会復帰が失敗して自信を打ち砕かれていました。

しかし、このままではいけないと思いパン屋でもう一度再起をかけて就労に向かって勇気を振り絞り挑戦しようとしていました。

僕は1回目の社会復帰がなぜ失敗したのか分析しました。

ざっとまとめると

  • 持病のアトピーの管理ができていなかった

  • 通勤時間がストレスだった

  • 凸凹の不得意の部分から目を背けていた

つまりは、自分への過大評価でした。

病気が良くなってきて、いろんな福祉施設の人に優しくされると自分に過大な自信が生まれます。今まで人から優しくされた事が無いので冷静に客観的な眼で自分を見れなくなります。

そこが全ての失敗の要因でした。

そこでパン屋では、自分の不得意部分を徹底的に鍛える事にしました。

パン屋では働く中で日々色んな課題がありました。

そして、否が応でも自分の能力の限界を思い知ります。

しかし、諦めるのは嫌だった。

なぜなら、今までも苦手を克服してきたからです。
バス、電車、自転車、靴下など。
得意の理数系に問題を変換して解決してきました。

バスや電車は路線図を理解すれば良い、道を覚えず抽象化すればいい。
自転車は転びながら身体の動かし方を習得すれば良い足し算、引き算と同じ。
靴下は絵柄と紐付ければいい。

パン屋でも最初は
洗い物、仕込み、掃除、洗濯、パンを捏ねる
全て苦手でした。

今までと同じように努力をして、まともになるように頑張りました。

洗い物は、順番とパズルが組み合わさったコンピュータゲームとして考えました。

仕込みは、計量問題と道具を使った工学だと思いました。

洗濯は、風の通り道をどうするか。
シワを撃退するシューティングゲームとして捉えまひた。

パンを捏ねて、分割するのはシューティングパズルとして。

苦手な事を得意な事に変換したら凡人レベルにはできるようになりました。

そこで培った変換する力でもう一度社会復帰をしました。

今は元気で働いています。

世の中には不得意は捨てろ、得意は伸ばせという人が居ますが僕は言いたい。

不得意の中でも得意に変換する事で不得意ではなくなる、何でもいいからチャレンジしてください。と。

オチですが。
今現在働いてるのはコンピュータ関係です。
やはり得意な事は楽です。

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