オンライン配信を行う際の注意事項

雑多ですが、配信の際に気をつける点などをまとめました。

1.機材の扱い

(1)PC、スイッチャー類

⇒「衝撃」と「熱」に弱いです。下記は対策です。

衝撃対策
⇒持ち運びの際は慎重に、梱包の際は緩衝材などを必ず使用する。
熱対策
⇒各機材(PCやATEMなど)は(機材の下に)冷却ファンや分厚い物を挟むなど隙間を開けて熱を逃す。また、ATEMは熱を保持し続けるので片付ける際は、放熱を確認してからしまう。

※ミキサーは起動するのに手順がある。使用頻度低いのでここでは詳細は省きます。

(2)ケーブル類
⇒各ケーブルは耐久性が低いので慎重に扱う。特に抜き差し時に注意する。

注意事項
・抜き差しする回数は極力減らす。
・引き抜く際、横や上下に力を加えず真っすぐ抜く。
・抜き差しする前には、なるべく接続機材(カメラなど)の電源やスイッチをオフにする。

※特にHDMIの変換(micro)はすぐ壊れます。
また、ATEMのHDMIを挿す所はかなり弱いです。

2.ネット回線

配信PCは、必ず有線(LAN)で繋ぐ。
Wifiは回線速度が速くても不安定なため配信には向いていません。
視聴を確認するPCもなるべく有線が良いです。
⇒視聴用PCで何かトラブルが起きた際にWifiだと、それが回線の問題なのか別の問題なのかすぐにわからないからです。

また、LANには規格があり、「CAT6A」以上をなるべく使用する。
⇒6Aからノイズカット機能があるため。

規格参考: http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=3485

【LANケーブル】CAT/カテゴリーとは何ですか? 何を選択すればいいですか?

3.配信トラブル

配信にトラブルはつきものですが、これまでの経験上「何かが映らない」「音が出ない」場合、ほとんどはシンプルなミスが多いです。

例)電源コードやLANがそもそも挿さってない、外れている、電源ボタンをONにしていないなど。

また、いつも正常に動いているのに急に挙動がおかしいくなった場合、ひとまず再起動・電源を一度オフにするなど試すとほとんど解決します(全ての機材共通事項です)。

また、映像関係は、ケーブルの接触不良のこともあります。ケーブルを一度指し直してそれでも解決しない場合は、別のケーブルを挿し直すなど試してみてください。

4.OBS

最新版は不具合が発生する可能性がある。
⇒バージョンアップをしないようにする。

5.バックアップ

機材は急に壊れることがあります。
使用機材に予備がある場合は、実際には使用しなくても会場にもっていったほうがよいです。
また、録画をきちんとしなければいけない場合、カメラだけの録画だと心細いので、録画用スマホを一台用意しそれで録画すると安心です。





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