スタジアム構想について
初めまして。
プロフィールでも紹介してありますが、熊本県の南部にある球磨郡で陸上競技のクラブチームのコーチをしております。
私どもの住んでいる球磨地方は隣接する「人吉市」と一緒に「球磨人吉(くまひとよし)」「人吉球磨(ひとよしくま)」と呼ばれ「九州の小京都」と言われるほど、寺社仏閣の数も日本一の地域です。
よく言えば「風光明媚」悪く言えば「何もない」そんなよくある日本の田舎の一つですが、令和2年7月に、地元を流れる日本三大急流の一つである「球磨川」が大雨のため決壊し、人吉市内・球磨村・坂本村・八代に甚大な被害をもたらしました。
この水害は約50年に1度は起きているようで、原因として考えられるのは、間伐で山の治水力が低下したことです。
上流にダムはありますが、そこに貯水できる量も限られており、決壊する前に放水しなければ、決壊してしまうことは、ご理解いただけるかと思います。
では、その放水した水はどうなるのか…
途中で減るわけもなく、支流からの流入もあり下流に行くにつれ増えていきます。
被害を防ぐためにも遊水池の整備が急務であり、工事も進んでおりますが、遊水池の有効活用の部分が上手く進んでいないのが現実です。
私たちは、遊水池の有効活用案の一つとして、平時は「地域住民が気軽にスポーツに取り組める施設」で有事の際は「避難所や指揮所・支援物資の集積、仕分から配送の拠点」としての機能を持ったスポーツ施設を作ることを考えています。
もちろん、作るだけでなく維持管理費などの収益を上げ、地域活性化に繋げることも考えいます。
これから、しばらくnoteにスタジアム構想について書いていきますので、お手隙の時間にでも目を通して頂ければありがたいです。
一般社団法人K.U.M.Athletics 理事 中竹 雅臣
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