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よく使うTableauの関数

データベースの中のデータにどんなデータが入っているのかの調査をする際(テーブル定義&基礎統計)によく使った関数をまとめます。

以下記事の続きです。

IF文

めっちゃ使います。こいつ覚えるだけで世界変わります。EXCELでも各プログラミングでもよく使いますよね。下記のようなコードを入力することで、データの分類をすることができます。

IF [カラム名]>20      //条件1:[カラム名]のデータが20より大きい
THEN "Over20"       //上の条件に当てはまる場合、「Over20」という文字を入力する
ELSEIF [カラム名]>50  //条件2:[カラム名]のデータが50より大きい
THEN "Over50"       //上の条件2に当てはまる場合、「Over50」という文字を入力
ELSE "それ以外"    //条件1、2どちらにも当てはまらない場合、「それ以外」という文字を入力
END

Tableauって色んなグラフを瞬時に作れるから、分類不要って考える方も多いかと思うんですが、データが大量になるにつれて細かなデータ分類が必要になってくるのでIF関数を覚えるメリットはめちゃでかいと思います。

ISNULL

ISNULL([カラム名])

このコードでNullのデータの時にTrueを返します。
基本的にはTableauはNull値を扱うことができません。Nullのデータの件数などを算出したい時に使います。

//新たな計算フィールドを作成して下記コードを書く!

IF ISNULL([カラム名]) THEN "Null"
ELSE "データ有"
END

上のコードを書くことで、Null値の場合には「Null」という文字フラグを立てることができます。付けたフラグをカウントすることでNullの件数を出すことができます。

最後に

この二つを覚えれば正直、データ分類はなんでもできると思います。次回はこのテクニックを使ってクロス集計をやっていきます。



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