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本の内容を実践する~「ゼロからできる 自治体の財政分析」

0.初めに

ここでは、一冊の本を参考にして市町村の置かれた状況を見ていこうと思います。
手順をわかりやすくし、気軽にやれるようにまとめていきたいと思います。

自分の住む市町村がどんなは財政状況で一市民としてみんな気になっているではないかと思い立ち、今回、やってみようと思います。
また、「こういった実践系の本は手に取ったいいけど、一度読了しただけであとはほったらかし」っていうことが僕だけではないのでは、と考え、みなさんと読書で得た情報を共有したいと思い、ブログを書きます。

1.ゼロからできる自治体の財政分析とは

「ゼロからできる自治体の財政分析」は、学太書房より2021年1月30日に発行された稲沢克祐さん著の住民、自治体職員向けに書かれ自治体財政のやり方を解説した単行本です。
何回連投になるかはわかりませんが、ざっと本の内容を書くのではなく、ちまちまゆっくりとやっていきたいと思います。


2.基本の予算編成の流れ


自治体の予算は首長がつくり、議会が審議します。議会が議決し、新年度の4月1日から使われます。
そして、予算が予算通りに使われたのかどうかを確認するのが決算となります。
決算書は首長がつくり、議会が認定の議決を行います。
この予算編成→予算執行→決算の流れが延々と続いていくのが自治体の財政です。この一連の流れを予算循環と呼ぶそうです。
「ゼロからわかる自治体の財政分析」では、主に自治体の決算から得られる情報から置かれている状況を分析していきます。


3.財政分析で見る会計の種類


自治体の会計には、必要な財源がまとめられた一般会計と特別の目的別に作られる特別会計とがあります。
他の自治体との比較を容易にするため、統計上の区分として、一般会計が大半を占める普通会計とそれに入らない特別会計である公営事業会計があります。
これから行う財政分析ではこの普通会計と公営事業会計を見ていきます。

今回のブログはここまでです。次回、歳入編として実際に神奈川県川崎市を例にして、実際の財政を見ていこうと思います。

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