見出し画像

Sony α7IV アップグレード

α7IIIからα7IVにアップグレード完了したので雑記など。ソニーα7IVはワークライフバランスを向上させるカメラで非常に満足。

ソニーα7IVを購入し、α7IIIはフリマアプリで無事売却成功。今回のアップグレードで旧機種からの不満点がかなり解消された。普通にカメラとしてきれいな写真がオートマチックに撮れるのと、ひっくり返るバリアングル液晶はユースケースが広がり、高機能Webカメラビデオとこれ一台オールインワンでなんでもできるのでお値打ち感高し。

こちら写真のサンプル

2021/12小樽運河

そして動画サンプル(HDで撮影したのでHDで見てください)

そして基本レンズはα7IIIから引き続きSEL24F28Gの単焦点レンズ。

静止画と基本的な設定カスタマイズ

一眼レフカメラのいいところはきれいな写真が取れる反面、もちろんレンズの明るさや絞りによるけど、フォーカスに厳しいところがあり、ちょっとでもピントをはずしたり、絞りを間違えるとあまり美しい仕上がりにならないことも多数あり。今回のα7IVは全機種とくらべてもオートフォーカスがこれってところに何も考えなくても合う感じで基本オートで撮ればなんの問題もない感じ。

自分くらいの腕の人間は基本オートモードでなるべくカスタマイズしないほうが結果としてうまくいく気がするが、使ってていくつかはカスタマイズしたほうがよい項目に気づく。一つはアスペクト比、そして、ファイルフォーマット、最後にシャッター周りについて。

アスペクト比については基本設定は3:2。ほとんどこれでよいのだが風景などは16:9で取りたいときもあるのでこちらはFnメニューをカスタマイズして追加することで簡単に変更できるように。

またJPEG以外でiPhoneと同じようにHEIFフォーマットでファイルサイズ小さく撮影できるようになった。iPhoneやMacで見るのは問題がないが、Google PhotoへiOSのアプリ経由のアップロードができないことが発覚。Webからだとアップロード可能。(NoteもHEIFに対応してない)

シャッター音だしちゃいけない時のために、メカシャッターと電子シャッターの切り替えもカスタムキー設定を実施。コントロールホイールの下に設定。ただしこの切替はオートモードではできないので注意。

センサー保護のための電源切る時にシャッターを閉じる機能もあるがデフォルトオフ。この機能はレンズを交換する時だけ有効になってくれるとありがたい気がする。

α7IVを活用する周辺機器

α7III時から、持ち運びにはPeakdesignのスリングバックを愛用し、同社のストラップ(Cuff)を利用。これでだいぶカメラの持ち運びが楽になったので、α7IVに移行してもこれはこのまま。

そして一度は手放したシューティングクリップを復活。なぜならα7IIIはスマホアプリで位置情報を取得する場合、シューティンググリップと併用できない、つまいα7IIIはシューティンググリップを使用するとスマホとBluetooth接続できず位置情報がとれないのが欠点だった。今回それが解消されており、シューティンググリップを使っていても位置情報取得に問題がなくなった。旅行時の自撮りも、シューティンググリップとバリアングル液晶で取りやすくなった上に、位置情報記録された上に、背景は綺麗にぼけていい感じ。

スマホアプリも、位置情報の取得やファイル転送で改善されているようにみえる。位置情報もたまにスマホとカメラが接続できていない時があるが、スマホアプリを表示すればすぐに再接続されるのでカメラの液晶で逐次確認すれば問題ないか。そして静止画の範囲であればwifi経由でのデータ取得も簡単高速になった気がする。従来iPhoneのSDカードアダプタを使っていたがもはや不要になるかもしれない。

Webカメラ

実は普段もっともこのカメラを多く使うのがWebカメラとしてだったりする。USB-CでカメラとMacを接続すれば追加ソフトなしにWebカメラとして動作する。α7IIIの接続はいろいろあったが結局HDMI/USBアダプタと利用した接続と給電用のケーブルが必要だった。また電源を切り忘れる(切れているかわからないから)ことが多くあった。

接続時は操作ガイダンスが液晶に表示されるのと、放熱の関係で利用時は実際は液晶をひっくり返す。またその場合、付属のUSB-Cだと液晶と重なってしまうので、この場合はL字のUSB-Cケーブルを使ったほうがいい。

機能的に地味に進化したのは、オートフォーカス動作時に画角が変化しなくなったこと。専門的にフォーカスブリージングというらしいが、α7IIIの場合、フォーカス動作時にぶるっと画角が変化することがあり、若干違和感があったところが、改善された。

またマウントするのにクイックシューを利用することにした。これだと脱着が簡単で外出時にも簡単にカメラを持ち出せるし、簡単に防湿庫などにしまうことも可能。クイックシューは前述のシューティングクリップにもつけておけばこれまたスムーズ。

あと、発熱で停止することがあったので、自動電源OFF温度の設定を高に変更。変更後は特に問題なし。動画撮影時もこの設定でよいと思われる。

なお、Webカメラ利用時も美肌モードが利用可能。高中低で設定可能だが、高いとちょっと盛すぎ感あるので、逆に大きいシミが目立つ気もする。シミ消しのメイクはどのみち避けられないか。

動画

動画は今回一度の撮影時間の商品仕様による制限が伸びた(約29分から約13時間)とのことで、いつも行っているサッカーの撮影にも使える可能性がでてきた。旧機種からの変更はないがSDカードスロットは2つあるので2つ目にビデオ用のメモリを入れてビデオ専用にすることが可能。ただ、ビデオ撮影は他の保護者にお願いすることばかりなので他の人にはα7IVを預けるには勇気がいる。

ちなみに、この三脚のクイックシューは前述のものとは互換性がない。この時のレンズはこちら。

動画データのスマホ転送を試みるもスマホの容量不足エラーが出た。なのでビデオファイルは直接MacとUSB接続で転送。Macの場合はMSCのみの対応。

接続するとPMHOMEと、SD Cardのそれぞれのドライブが確認可能。以下のフォルダに下にビデオのファイルが確認可能。

まとめ

というわけで、α7IVはアップデートは地味かもしれないが、静止画、動画、Web会議と一台三役でき、撮った写真はウルトラワイドモニターの壁紙にもぴったりで、在宅勤務が続く身としてはワークライフバランス改善に非常に大きな効果を発揮してくれてありがたい一品。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?