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2022年度下期総集編 その5

今回でこのメルマガも155回目となりました。一週間に一度発行しているため約3年続いたことになります。これも一重に読者の皆様のおかげです。大変感謝しております。毎週読んでいただきまして誠にありがとうございます。
半年に一度、半期の振り返りとして総集編を実施しております。第1回目はコロナで外出禁止だった2020年4月に始めました。現在コロナも収束の方向に向かっており、マスク等も個人の意思となり嬉しい限りです。この半年間で何を思ったのかを振り返るいい機会と考えております。
2022年度下期は以下のような内容を記載させて頂きました。『経済ネタ』と『今週の特集記事』は分けずに記載しておりますのでご了承ください。Back numberに関してはCentury HoldingsのHPのトップにnoteとして記載しておりますので、検索で『#YCS151』と入力して頂ければ検索ができるようになっておりますので、ご興味のある記事がありましたら、ご確認のほどよろしくお願いします。
今回は振り返り最後第5回目と言うことで、YCS No148-150です。

<No148 高度日本人財優遇制度の導入を>
https://note.com/masanori1980/n/nfc7c22df727e

政府は2023年2月に日本で働く高度外国人材を増やす新たな受け入れ策を決定しました。しかし私は優秀な日本人に焦点を当てて施策を打つべきだと考えました。なぜなら長期目線で高度人材を確保しようとした場合、日本に愛着を持ってくれる日本人が一番だと思ったからです。
具体的には、国際人材誘致ランキング1位のオーストラリアの制度をPPP(パクってパクってパクリまくる)して、日本にいることが魅力的な状況を作り出せばいいと考えました。
特別高度日本人材が政府のプロジェクトを動かし、世界に負けない政策を考え実行するとともに、特別高度日本人材予備軍が日本企業で成長した上で、次の特別高度日本人材となっていく。この循環が生まれてくれば日本経済は活性化すると確信しております。 

<No149 資本主義経済2.0=幸福主義経済>
https://note.com/masanori1980/n/n55b86b11500d

資本主義経済が限界を迎えていると言われます。理由の1つは『モノ』はほぼ揃ったのに精神は満たされなかった、幸せを感じられなかったという点ではないかと思います。人は幸せに生きることを望んでいます。逆に言えば、『モノ』があったとしても幸せでなければ満足のいく人生でないのかもしれません。
『モノ』が充足された世界で必要なのは精神の充足であり、幸福度がお金よりも価値観を持つと考えています。 人々の幸福を目的とした経済を仮に『幸福主義経済』と名付けました。
幸福度は限られた時間に何を使ったかで測れるのではないかと考えています。幸福主義経済では『時間』が重要な価値を持ちます。『時間』をたくさん持っている人が様々なことを実施でき、結果として幸せな人生を送れるからです。『モノ』が充足された国が次のステージである『幸福主義経済』に移れると考えており、日本は幸いなことにこの幸福主義経済に移ることができる国だと思っております。ケインズ経済学で示せない『幸福経済学』なるものを日本初で作り、次世代のグローバルスタンダードにできたら非常に面白いなと考えています。 

<No150 少子化対策はソフト面へのケアを!>
https://note.com/masanori1980/n/naabd5361bd32

厚労省は2022年の出生数が80万人を割ったと発表しました。出生数が80万人を下回るのは2033年の予測でしたが、11年も前倒しになりました。婚姻数も減少し、人口減も加速しています。
岸田政権は少子化に対して異次元の対策を発表しました。具体的には『児童手当などの経済的支援の強化』『学童保育や病児保育、産後ケアなどの支援拡充』『働き方改革の推進』を3本柱としています。
私見ですが、人々の『将来』の不安を取り除かない限り子供は増えないと考えています。その観点から考えると今回の異次元の対策は『現在』に焦点が当たっており、『将来』の不安を取り除くものではないため効果を発揮するかは疑問があります。 
私が首相だったら、少子化対策としてソフト面への対策を打ち出します。利用するのは保険です。まずは北欧をPPPします。また年金制度を賦課方式から積立方式に移行します。年金やフレキシビリティで将来に対する保険があれば子供という将来への投資をしようと思う人が増えると思います。また、ジェンダー平等で共働き、育児、家事も平等ということであれば、女性の人の出産に対するネガティブなイメージも減ると思います。こういったソフト面のケアが現在求められている少子化対策ではないでしょうか。


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