23卒就活/3月時点進捗:新卒採用のセオリー

皆さん

こんにちは♪

採用コンサルタントのMASANOBUです。

だいぶ春らしくなってきましたね🌸

どこか公園などでゆっくりお花見をしたい時期ですが、就活生・採用担当者は全く季節感を感じている余裕がない時期です、、、

さて、本題ですが。

リクナビ・マイナビ各社が直近の就活のプロセス調査を発表したので、今日は比較しながら、全体感を見ていければと思います。

■リクナビ

参照:(就職プロセス調査(2023年卒)「2022年3月1日時点 内定状況」)

・資料はこちら

3月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、22.6%(+5.0ポイント)※2と、3月広報解禁となった2016年卒以降、前月に引き続き過去最高となりました。内定を得ている業種としては、「情報通信業」が最も高く33.6%(+6.1ポイント)で、前年からの増加幅も最も大きくなっています。また、従業員規模別で見ると、最も高いのは「1,000人~4,999人」ですが、300人未満規模の企業で前年からの増加が目立ちます。

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昨年同月とは+5ポイントと早期化していると良く言われますが、実際その通りの推移であると言えます。

■早期内定:業種について

内定率を引き上げている業種の上位3つは【1位:情報通信業】【2位:サービス業】【3位:小売り業】となっています。

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■早期内定:企業規模

従業員1,000名を超える大手企業中心に内定が出ています。採用人数が多く、毎月コンスタントに内定を出さないと、充足が困難であることも一因だと考えられます。

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■マイナビ

参照:3月1日~3日時点での内定率は15.1%で、前年比5.1pt増/2023年卒 大学生活動実態調査(3月1日)

資料はこちら

23年卒の大学生・大学院生の内々定率は15.1%で、前年比5.1pt増。

2023年卒業予定の大学生・大学院生の3月1~3日時点での内々定率は15.1%(前年比5.1pt増)、平均内々定保有社数は1.5社(前年比0.1社増)であった。「マイナビ 2023年卒 企業新卒採用予定調査」によれば、企業の採用意欲が高まり、広報活動開始と同時に選考・内々定出しを行う企業が多く、また学生の就活準備への意欲の高さもあり、内々定率・平均内々定保有社数がともに増加したものと考えられる。

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マイナビの調査でも昨年対比で5ポイント増加していることから、昨年に増して内定が出ていることは間違いないかと思われます。業種についてのデータがなかったですが、あまり差はないかと思います。

■3月時点:就職先を選ぶポイント

1位:安定性 2位:社風 3位:福利厚生

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昨年のデータと照らし合わせても特に新しい変化は見られません。ちなみに過去のデータまとめはこちら。

■まとめ:リクナビ・マイナビの比較して

リクナビ・マイナビ両方発表した実績を見ても両社5ポイントの増加でしたので昨年よりもさらに内定(内々定)が出るのが早くなっているのは確実です。ちなみに内定率は、リクナビ22.6% マイナビ15.1%と2社の間でも7.5%の差があります。こちらは理系のリクナビ、文系のマイナビと言われているように、理系学生の内定取得が多いことや、IT系の企業の内定率が高いことが寄与していると考えられます。

3月に入り内定取得学生が約2割いますが、進路確定学生はまだ14.1%と約9割の学生は就活を継続しています。

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まだまだ企業も学生も就活(採用)はこれから!

チャンスは双方にありますので、正しく情報収集を行いアプローチをしていきましよう♪

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