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パーツの色配置が秀逸! 〜オリガミプラネット「ユニコーン」に挑戦〜

再び、さくBさんの作品をご紹介。

前回は「パーフェクトオリガミライフ」の「プテラノドン」。
(4月14日)

今回は、「ユニコーン」。
「オリガミプラネット」という、1つ前のテキストが出典です。

ご本人のTwitterを見て、美しい姿に一目惚れ。
思わず「折りたい!」と反応したところ、すぐに出典を教えてくださいました。優しい。
もちろん、秒でポチりました。

折るのに1時間。
ヒダのノリ付けなど、整形に30分。
時間をたっぷり使って綺麗に仕上げることができ、とっても楽しい時間を過ごすことができました。

足の先端を、あえて尖ったままにしているのも良いですよね。
フワッと浮いたような躍動感があり、エレガントな姿をいっそう引き立てています。

さて、今日はこんなお話。
❶真の「正方形」は貴重!?
❷あなたは紙派?Kindle派?
❸さらなるレベルを目指して

では、どうぞ。

♦︎♦︎♦︎

❶真の「正方形」は貴重!?
今回使った折り紙は、24cm×24cm。
まず三角に折ってみたところ、1mmほどのズレが発覚しました。

「これでは長方形じゃないか!」
とクレームをつけたくなりますが…
コレって、「折り紙あるある」じゃないですか?

15cm×15cmならあまりない(or気付かない)のですが、大きめのサイズでは、結構よく遭遇します。

さくBさんの言葉を借りると、ブック型(縦横ベース)なら、ほとんど気になりません。
しかし、ダイヤ型(ななめベース)の場合は、構造そのものが歪んでしまうんですよね。

初めにカッターで切っておくと、複雑な作品は驚くほど楽になります。
ちょっと面倒かもしれませんが、時間のある方は、ぜひやってみてください。

❷あなたは紙派?Kindle派?
ユニコーンの出典「オリガミプラネット」は、紙版と電子版(Kindle)が出ています。

いつでもどこでも見れる電子版か、親しみがあり、生徒さんにも紹介できる紙版。

今回は悩んだ末に、電子版にしました。
自宅で折ったのですが、iPhoneひとつで済むのでラクラク!

シェアしにくく、データ容量も心配という弱点もありますが、使いやすさは想像以上です。
皆さんも、一考の価値アリですよ(^o^)

❸さらなるレベルを目指して
実は、コレを折りたいと思ったのは、動機がもう一つあります。

ずっと目標にしている作品と、構造が似ているんです。

Horse/Hoang tien quyet
ベトナムの折紙作家・ホアン・ティン・クエットさんの「馬」です。

ちょうど1年前に、生徒さんからリクエストがあったのですが、ハイレベル過ぎて断念。

苦労して「50 hours of origami +」というテキストを入手したのですが、途中まで展開図折りが必要だったんですよね。

そして発見したのが、今回の「ユニコーン」。

あれ?
インサイド・アウト(裏表の色分け)の形が、よく似ているぞ。

この1年のスキルアップに加え、ユニコーンをマスターできれば、「Horse」も折れるようになるかも!?

そんなワクワクを抱えながら、全力でユニコーンに向き合ったのでした。

「Horse」の披露目はまだ先になると思いますが、必ず再チャレンジします。
乞うご期待!!

♦︎♦︎♦︎

というわけで、今日は「オリガミプラネット」より「ユニコーン」のご紹介でした!

「床にそのまま置けないので、飾りにくいかな」
と思ったのですが…
爪楊枝をつけて、カレンダーに刺すだけで、おしゃれなインテリアになりました。
メリーゴーランドみたいですね。

背景を星空にして、幻想的な雰囲気を出しても良さそうです。

レベルは高めですが、妥協のない美しいデザインは、挑戦の価値アリですよ!

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