ちなちゃんがウミガメにチャレンジ 〜福井久男氏の「リアル折り紙シリーズ」〜
いつも定期講座に来てくれているちなちゃん(小5)が、新しい作品「ウミガメ」にチャレンジ。
マリン系の絵柄を添えたら、まるで珊瑚礁を舞っているような雰囲気になりました。
彼女、いつも綺麗な絵柄の折り紙を持ってきてくれます。
何かを折るだけでなく、こうして下に添えることで作品が引き立つのも素敵ですね。
さて。
今回の作品「ウミガメ」の出典は、「1枚の紙からつくる驚きのアート リアル折り紙」。
今日はこのテキストについての話と、私からのアドバイスを少々。
❶整形の練習にはもってこい
❷指の曲線を使おう
❸折り紙とアップルパイ
では、どうぞ。
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❶整形の練習にはもってこい
このテキストの全ての作品は、「形を整えて、できあがり」という終わり方をします。
背中を丸めたり、足先を細くしたり。
曲線を使って、顔の形をデザインすることもできます。
作品そのものも美しいのですが、全ての作品を通して、色々な整形の仕方が学べるのも面白いところ。
折り方に正解がないので、慣れるまでは苦労するかもしれません。
しかし、上手くできた時には、自分でも驚くほどリアルな作品に仕上がります。
ぜひ、チャレンジしてみましょう。
❷指の曲線を使おう
「上手く整形できない」という方に、私なりのアドバイスをひとつ。
指の曲線を使いましょう。
親指と人差し指をギュッとしてみると、U型のカーブになりますよね。この曲線を使います。
折りたいところに人差し指を当ててから、親指をスリスリ。
すると、指の曲線に従って紙が曲がっていくんです。
微妙な力加減が必要ですが、慣れると色々なカーブを描くことができます。
❸折り紙とアップルパイ
曲線で折る際には「マックのアップルパイ」を想像するといいでしょう。
あ、パイそのものじゃなくて、箱の方ね。
よくみると、曲線の折り目だけで、立体的な形ができていますよね。
どんな風に曲げたら、どんな形になるのか。とても分かりやすい例だと思います。
また、ちょっと高いお菓子や、披露宴のプチギフトなども参考になります。
変わった折り方の箱があったら、捨てる前によく観察してみましょう。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました。
この「リアル折り紙シリーズ」は、本作の他にも3冊出ています。
「陸を歩く生きもの編」
「水の中を泳ぐ生きもの編」
「空を飛ぶ生きもの編」
比較的新しいテキストで、店頭に並んでいることも多いです。
皆さんも、近所の本屋さんをチェックしてみましょう。
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