投資を2016年からやってみて感じたこと③ 〜優待株投資編part1〜

個別株投資が非常に難しくて損と経験以外残らなかった気がしたので、少しでも何か株式投資をして残れば良いなと思うようになりました。
株式投資で得られるのは売却益(キャピタルゲイン)配当金(インカムゲイン)そして株主優待があります。
売却益を出す難しさは身に染みて良くわかった。
だからと言って配当金なんて微々たるお金が入っても大した事ないという理由で優待株投資を始めることに。
ただこの配当金についてもお察しの通り侮りに侮っておりました。
配当金舐めるなよと当時の自分に言ってやりたいですが配当金投資については、今後の記事でより詳しく扱って行きます。

優待投資で調べて行くと良く耳にするのが元プロ棋士の桐谷さんでした。
優待生活をしていることが某番組で放送されて大人気になった方です。
余談ですが私は趣味としてほぼ毎日将棋を指しているので元プロ棋士の桐谷さんも優待投資を行なっているというのを知ってさらに興味が湧きました。

話は戻り、当時情報収集として参考にしたのはダイヤモンドZAiという雑誌です。よく優待特集などもやっている雑誌で優待商品が写真付きで出ていたので参考になりました。その他にも株価の基本的な情報なども出ているので資金力に合わせて優待を選べるのが面白くてワクワクしました。あと以前のテレビ番組では主婦の方が優待投資を行なっていて1億以上資産運用されて優待だけで生活が出来るような状況になっているのも知って、こういう世界もあるのかと驚いた記憶があります。

優待を扱っている株は配当も優待もない株に比べると独特な動きがあります。 基本的には権利確定日と呼ばれる日を目指して徐々に株価が上昇していって、 権利落日になると窓を開けて株価が下落するというパターンです。

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※社名は伏せますがこの優待株がある株価は綺麗に権利確定日が株価ピークになっていて、権利落日に窓を開けて下落している分かりやすい例です。

最初優待株投資を始めたばかりは権利確定日に株価がピークになるんだろうと、安易に思っていましたが意外とそうでもない優待株が多いことを知りました。 実際に優待としてもらえるものでは500円のQUOカードという商品も結構あって、QUOカードをもらうよりも売却益の方が利益が乗っていればそっちに鞍替えしたほうが良いと判断する人もいて実際には後から見ると権利確定日の数週間前がその株価の今回のピークだったという事もあります。(↓こんな感じ)

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過去の権利確定日と権利落日のパターンは株によって違うので購入する前には過去のチャート分析しつつ、持ち越しか売却かを考えるようにしています。

当方が当時行っていた優待株投資の手法としては、まず予算を分析して、どの辺の優待商品が欲しいのかの品定め、そして株価チャートを最低でも10年分は確認して全体的に下がり気味の株なのか安定している株なのか上昇中の株なのかを見て、決算短信やIRを見て総合的に判断します。出来高も確認すると良いです。

感情の変化も書いておきましょう。優待株を持っていると6ヶ月ごと、あるいは 1年ごとに権利確定日があるものが多いです。主に3月と9月は多いです。    当方は大体権利落日ですぐに購入はせずにある程度出来高と株価の変動が落ち着いてから買うようにしています。ただ早めに購入していると次の権利確定日まで非常に長い期間を待たなければなりません。その間に含み損になることもザラにあるので忍耐力が必要になります。そして含み損のまま権利確定日に突入すると持ち越して株主優待をもらおうという気持ちになりますが、この寸前で株価が上がっていて売却益のほうが高くなっていると心が揺れてきます。優待商品と売却益を比較した時に、この優待をもらうなら売却益の方が利益があるので売却して、その利益で欲しかった優待を買えば良いという気持ちが募って行きます。 こうなると優待株投資をしているつもりが個別株投資とあんまり変わらないような投資になってしまいます。

時間をかけても利益が上がれば良いのでそれなら優待株の特性を活かして、株価が上がれば売却益、含み損が出ていたら持ち越して優待をもらうという手法で運用しようという戦略をとるようになりました。ですがこうした机上の理論がそのまま再現されれば苦労はないのですが、そううまくいかないのが株式投資です。

誰も予測していなかったであろうコロナショックが始まります。あの時の株価の下落っぷりは酷かったです。コロナショック前にはどの優待株もそれなりに今と比べれば高値でしたが当初の下落から立ち直れていない株価も散見されます。 というか結構多くみられています。例えば優待を出している某株がコロナ前は300円台でしたが今では100円台前半となっていますし、半額くらい下落して推移している優待株もあります。優待取りやめや改悪した会社もあり、長期優待投資を考えた時に、本当にこの優待をもらっているだけで良いのだろうか?株式投資を始めた理由は資産を増やすことであってそこまで欲しいわけではない優待商品を貰うためではないはずだという事を考えた時に、優待株投資というのにも合う合わないがあるということがわかりました。自分の性格的に優待投資が全く合わないわけではないのですが、それでもこれが求めていた資産運用ではないという気持ちが強くなって行きました。

そんな時に「中田敦彦のYoutube大学」でお金の授業が始まりました。投資を数年行ってきた私にとっては今までの知識の整理を行う上で非常に参考になった動画でした。中でもマネーマシンの作り方ですとか、4%ルール、FIRE、米国株投資やETF、ポートフォリオの組み方など、今までさほど重要視していない事が、じっくり調べてみると非常に自分に合っていそうだというのを感じはじめて、紹介されていた書籍をモッピー経由で電子書籍を購入して更なる知識の勉強を行いました。↓リンク先

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購入した書籍は「FIRE最強の早期リタイヤ」「お金の大学」などを購入。   資産運用を行う上でとても良書だったと個人的には感じております。今回の話は優待株の話なのでこちらの内容についてはまた別の機会に扱いたいと思います。

今回は優待株投資編part1として次回は買ってみた優待株を少し紹介できればと思います。

次回、優待株投資編part2

【今週のまさにー】明日ガンの腫瘍摘出術の手術に行ってきます。転移しないことを願いますがこればかりは分かりませんからねぇ…。最近は胃か膵臓あたりもずっと痛いので胃がんか膵臓がんとかの可能性を考えると怖いです。とまぁ暗い話はさておき、記事の最初の方で将棋の話題に触れましたが、棋力は公式ではアマ四段です。将棋倶楽部24では最高R2020、81dojoでは四段、将棋クエストでは五段です。以前まであった将棋道場でも四段で指しておりました。将棋ウォーズは課金すれば強くなれるシステムがあるので最近はやってません。将棋知らない人にとっては何んのこっちゃの話ですよね(・・?)

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非常にマイナーな将棋の免状。持っているのはただの自己満足。いつか記事のネタが尽きたら将棋の話もしたいと思ってます。生きていた証に棋譜を残してみるのも良いかもしれないと思案中。

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