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【将棋】 藤井聡太八冠署名のアマ六段免状がついに到着!

2023年11月17日(将棋の日)に藤井聡太八冠記念免状が四〜六段の申請を対象に限定300本の申し込みが開始してから6ヶ月と少し経過した本日2024年5月24日
遂に六段免状が到着しました!
とりあえずここからは開封画像を交えてご紹介していこうと思います。

まずはこんな感じの箱に入って到着
開封するとお祝いされました(^-^)
まだ包まれています
包みを開けるとこんな感じでまだ厳重です。黄色の包みの中に免状が…
今回は天衣無縫じゃないんだ…羽生さんの字は相変わらず味がありますね…
右の八角系のは八冠の形を意味した駒箱です。
「こっきふくれい」と読みます
そして遂に六段免状とご対面!(о´∀`о)ワーイ‼︎

【読み方】
つとにしょうぎに
たんのうにして
しゅぎょうよろしく
せいこうきわめて
ふかきをみとめ
ここにろくだんを
いんきょす

【意味】
日頃から将棋の技芸にすぐれているうえに
さらにそれをおさめ磨き
細部に読みを深めたことを認め
ここに六段を許可する

五段免状は11万円でしたが六段免状は27万5000円に加えて記念免状の特別料金33000円が加算された結果、こちらの六段免状は30万8000円でした!(高!)
これで堂々と履歴書の特技欄に将棋アマ六段って書けます!(●´ω`●)ヨワイケド…
この度の六段という節目をきっかけに将棋に費やしたお金を計算してみました

えーと…まず免状が四段免状・五段免状・六段免状に加えて…
将棋の駒(巻菱湖書:彫駒・隻夢書:彫駒・峰書:盛上駒)
将棋盤(2寸・6寸)
その他(駒袋とか対局時計や書籍等)
・・・ヤバイ…大体70万円位になっておりましたΣ(゚д゚lll)MAJIDESUKA!!!
これって将棋道場へ行った交通費やゲーセンでプレイした将棋ゲームなどは含めていないのでそういう細かいのも含めたら普通にもっと使ってますね…
これまでの将棋への課金額に改めて震えました((((;゚Д゚)))))))コワッ‼︎

将棋人生を改めて振り返ってみると将棋の段位というのは登山に似ているのかなと思います
登山の目的は第一に山の頂上に辿り着くことだと思いますが、楽しみはそれだけではありませんよね?
山の景色を見て美しさを楽しんだり、登山仲間との交友を楽しんだり、中には山で食べる食事を楽しみにしたりと、人それぞれ色々な登山の楽しみがあるかと思います
上級者ともなれば標高の高い山の頂に立つことを目標にしたり、登頂時間を競ったりする方もおられるでしょう
一流の登山家ともなれば中にはエベレスト登頂を目指す方もおられます
このレベルになればかなりの費用もかかるものです
(海外遠征の交通費や宿泊費も含めれば数百万は下らないでしょう)
でもただ目的が山の頂上に行くためだけだとすれば、ヘリコプターで降り立てば頂上に立つことは出来ますがそれでは達成感が全く違います
登山家からすれば、そうじゃないんだよなーとなる事でしょう

今の時代、将棋もそれに似ているのかなと思います
現在は将棋ソフトがメチャクチャ強いので(名人でも敗れるほど)
高段者やタイトル保持者であってもソフトを上回るのはまず不可能になってしまいました
これはいわば登山で頂上を目指すのとヘリコプターで頂上を目指すのでどっちが早く到達できるかというような競争みたいなものに似ているかもと感じました

将棋の段位の話になると結構アンチが湧いてくるものです
例えばこんなことを言われることがあります…
免状を金で買ったのかwww
情弱すぎ乙www
俺免状持ってないけどウォーズ六段あるwww
奨励会なら6級位でしょwww
などなど
ぜーんぶ同意しますハイ。
何故なら私も否定派側の者だったから

ちなみに私が免状否定派になった経緯も書いておきます
初めて四段免状を申請して免状が到着した時に、今なら無試験で五段免状が申請できますというような用紙が同封されていたのを見て、ハァ?となり幻滅した事を今でも覚えています
更には将棋ウォーズで棋神が使えるようになったこと
棋神使って昇段して段位申請したところで実力を正しく反映していないではないか!(ㆀ˘・з・˘)=3 プンスカ‼︎
こうした経緯からとにかく段位申請に関しては否定派になっておりました
じゃあなんでそんなアンチが段位申請したの?と言われれば、
会長 羽生善治 八冠 藤井聡太の署名による免状だから
免状否定派の私が五段・六段免状に40万以上出すほどの価値がこのお二方の署名による免状には価値があると感じたので申請しました
将棋を指さない方には理解されないかもしれませんが将棋好きなら同意してくれる方も少なからずおられる事と思います
多分同じような気持ちになった方々が今回こぞって免状申請をしているので申請が殺到しているのでしょう

将棋の段位が上ならば強いのか?という質問に対して以前、香川愛生女流のやっているYoutubeチャンネルの中で、必ずしも段位が高ければ強いわけではないという話をしている動画があって、ホントそうだよねーと同意した記憶がありました。
※残念ながらタイトルが思い出せません。
詳しい方コメント欄で教えて下さいm(_ _)m

トータルして色々考えると、将棋の段位というのはある程度の強さと、どれだけ将棋界に貢献できたかというものの指標ではないかと感じるようになりました
一例として、藤井聡太八冠のデビュー戦は加藤一二三九段vs藤井聡太四段でしたが段位だけ見ればひふみんが最高位なので四段では勝てないかと思いきや結果は皆さんが知る通りです(そこから伝説の29連勝を叩き出しました)
でも将棋界で九段になっている方々はそれだけ長い期間にわたって実績と貢献をしてきたのは明らかで、新進気鋭の棋士に勝てなくなったとしても、九段に至るまでのその貢献や功績、そして才能と努力には素晴らしいものがあると思います

将棋のアマ免状もいわば実力というよりどれだけ将棋界へ貢献してきたかの証ではないかと思っております
将棋の免状は高額ですが初段免状なら3万3000円です
会長 羽生善治 名人 竜王藤井聡太 の直筆サインが欲しければ初段免状申請の方が断然安いんです。六段記念免状と比べれば30万円も安いんですよ! 
じゃあなんで申請するのかと言えば、結局のところ何だかんだ言っても登山のように積み上げてきた将棋への情熱があるからなのではないかと思います
実際に四段〜六段の免状代だけで49万5000円使っていますので、
それだけ将棋界に貢献していることを考えれば堂々とアマ六段を名乗っても良いのかなと思うようになりました
こうした色々な事実や不満や感情や実力を考慮した結果、
アマチュアの将棋の段位に関する私の考え方の結論としては、
ある程度の実力に加えて、いかにその人が実際的に将棋界に貢献したのかを表すのがアマの段位であると持論として結論づけました

今後はせっかく高い費用を費やして六段の正式免状を手に入れたので色々な場面でウザがられない程度に肩書きとして活用しながら少しづつ元を取っていこうかと思っております

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こうして私は自分が弱い六段であることを正当化したのであったとさm(_ _)m

おわり

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