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(1分読み)ユニバーサルデザイン(UD)の教科書104 忘年会でのユニバーサルデザイン思考: みんなが楽しむヒント

忘年会でのユニバーサルデザイン思考: みんなが楽しむためのヒント

年末の忘年会は、楽しみながら一年の締めくくりを迎える特別な機会です。しかし、私たちは異なる能力や状況を抱える様々な人々が一緒に参加することを考慮する必要があります。ここでは、ユニバーサルデザイン思考を忘年会に活かす方法について探ります。
特に大勢で行う場合のヒントを探ります。

1. アクセシビリティの確保

忘年会の場では、参加者が快適に過ごせるように配慮が必要です。バリアフリーな場所の選定や、移動が容易な配置など、アクセシビリティに留意することが大切です。
⭐️ポイント:移動が容易な場所にする
※逆の例:狭く急な階段の上のお店


2. 多様性に配慮した食事の提供

異なる食事制限を考慮し、ベジタリアン、ヴィーガン、アレルギー対応のメニューを用意することで、全ての参加者が美味しい料理を楽しむことができます。
⭐️ポイント:苦手な料理を事前に聞く
※逆の例:鳥三昧の料理(苦手な人は何も食べられない)


3. 参加しやすい交流ゲーム

みんなが参加しやすいような簡単なゲームやアクティビティを考案しましょう。異なる能力や興味を考慮した上で、参加者全員が楽しめる企画を心がけましょう。
⭐️ポイント:なるべく簡単なゲームにする
※逆の例:難しすぎると参加意欲を失う


4. コミュニケーションの促進

手話通訳者の手配や、コミュニケーションが苦手な人たちにも声を発する機会を提供することで、全ての参加者がイベントに参加しやすくなります。
⭐️ポイント:コミュニケーションが苦手だったり障害を感じる人にもそっと声をかける
※逆の例:特定の人とひたすら騒ぐ


5. バリエーション豊かな音楽

異なる音楽の好みや耳の状態に応じて、同じジャンルやトーンだけでなく、バラエティ豊かな音楽を選曲します。耳の不自由な方も含め、誰もが楽しめる音楽の提供がポイントです。
⭐️ポイント:色々な音で楽しみを見つけられるようにする
※逆の例:激しい音楽ばかりだと辛い人も


結びつける思い

忘年会でのユニバーサルデザイン思考は、みんなが心地よく参加できる雰囲気を醸し出します。異なるバックグラウンドを持つ人々が共に笑い、楽しむことで、絆が深まり、新たな友情が芽生えることでしょう。

これらのアプローチを通じて、忘年会が参加者全員にとって思い出深いものとなり、次なる一歩への活力となることでしょう。ユニバーサルデザイン思考を取り入れ、より多くの人々にとって意義深いイベントとなるよう心掛けましょう。

追伸
但し、上記しか考えていないと、面白みに欠けるかもしれません。程よく意識しながらもユニークさを全体か部分でプラスして、印象に残る忘年会にもしたいですね。そこは幹事のコーディネート力が試されますね!


Think Universality.Think Difference.


m.m

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