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ユニバーサルデザインの強化書79 善と悪とAI

善と悪とAI

善悪…
それはもう、
私の中にも善と悪はあるに違いないし、
自分自身が多様なふるまい(※)を、
日々行っていることは確かです。

(※)八方美人という意味ではありません。哲学者千葉雅也先生のいう『分人』としてふるまっています(そのつもりですw)。

さておき、

善と悪を
極めて優れたコンテンツである
ジキルとハイドで
話を始めます。

ジキルとハイドの二重性:
人間性の闇を探る

●小説

ジキルとハイドの物語は、スコットランドの作家ロバート・ルイス・スティーヴンソンによって1886年に書かれました。スティーヴンソンは夢想的な想像力を持ち、人間の心の複雑な側面に焦点を当てました。

小説「ジキル博士とハイド氏」は、主人公ヘンリー・ジキル博士が、自らを解放するために秘めたる悪を別の人格であるエドワード・ハイド氏として表現するという驚くべきプロットを描いています。

ジキルとハイド症候群(※)は、同じ人物が異なる性格を持ち、それが切り替わる異常な状態を指します。

(※)ジキルとハイド症候群は、現代では分裂性同一性障害とも考えられることがあります。

“人は二人の自分を持っている。一人は内に秘めたままの、もう一人は外界に見せるものだ。”

この言葉は、
社会的なマスクをかぶっている私たちの内面と外面の二重性を示唆しています。

現代社会では、
自分自身を他人に見せることと、本当の自分を保護することのバランスが重要だと思います。

ジキルとハイドの物語は、
その二重性が極端なケースを描いていますが、私たち一人ひとりも内面と外面の調和を模索することが暗黙の了解で求められています。
家庭でも、職場でも。

●性格と気質との関係性:
ジキルの性格は善良である一方で、ハイドはその暗い側面を具現化しています。

これは、個々の性格と気質が持つ二重性を象徴しています。

性格は経験や環境によって形成されますが、気質は生まれつきの傾向を指します。

ジキルとハイドの関係は、人間性が善と悪の間で揺れ動く複雑さを浮き彫りにしています。

●まとめ

「ジキル博士とハイド氏」は、人間性の闇と善悪の相克を描いた傑作です。

この物語を通じて、
私たちは自らの二重性を省み、他者との調和を模索することが重要であることを学びます。

ジキルとハイドの影響力ある対話は、現代の複雑な社会においても深い洞察を提供しています。

●すぐ近くの未来に向けて

最近の例えばZ世代は、
『正しいことばかりを要求される』
学生時代、そして社会人生活で、
たしかにお利口に振る舞う若者が多い。

これはジキルの部分ですね。

一方、
人にはハイドの部分もあるはずで
それをどこで表現しているのだろうか?

もしかしたらそれを
・陰鬱で見えづらい人へのいじめ
・別アカによる酷いSNS投稿
で実現していたとしたら、

それは果たして
彼自身、あるいは社会にとって
本当に健全で幸福なのか。

考える必要があると思います。

●問題思考

考えるべきは
・自分の普遍性と違い
・他者の普遍性と違い

両方の掛け算です。

ややこしいけど

問題解決思考ではなく

まずは
問題思考、
問題を真正面から受け止める。
そして
共感と議論を始める。
これが人間のやるべきことだと思います。

●人とAI

これから
問題を問題としてきちんと提起=人
解決の材料提供=AI
という
連携が
より加速すると信じています。

今回は以上です。
(AIは別で話すようにします)


Think Universality.

Think Difference.


m.m

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