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(1分読み)ユニバーサルデザイン(UD)の教科書55 広義のアクセシビリティとは?

広義のアクセシビリティとは?

広義のアクセシビリティは、物理的・情報・社会的な環境において、すべての人々が公平に利用、参加、またはアクセスできるようにする取り組みや概念を指します。これは、障害を持つ人々だけでなく、年齢・性別・体格・民族・言語などの、多様な背景や状況を持つ人々すべてを含みます。

広義のアクセシビリティは以下の点を考慮します。

1. 物理的アクセシビリティ
建築物や公共交通機関などの施設が、車椅子ユーザーや高齢者、子供たちなど、すべての人々にとってアクセスしやすいこと。

2. 情報のアクセシビリティ
ウェブサイト、アプリ、紙メディアなどの情報が、視覚や聴覚の障害を持つ人々を含むすべての人々にとって読みやすく、理解しやすいこと。

3. コミュニケーションのアクセシビリティ
言語、文化、または視覚や聴覚の障害を考慮して、情報の伝達やコミュニケーションが円滑に行えること。

4. 社会的アクセシビリティ
社会的な機会への公平なアクセスや参加、例えば教育や雇用の機会など。

広義のアクセシビリティは、社会全体の包摂性や公平性を向上させるための鍵となります。それによって、すべての人々がその能力や状況に関わらず、社会の多様な側面に参加できるようになることを目指します。

Think Universality.
Think Difference.

m.m

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