自分でできる子に育つ「ほめ方」「叱り方」 島村華子


⬛︎学んだこと3つ
①子どもが親に求めていること
・「受けて入れてくれる安心感」
・「1人でできるように手伝って欲しい」というメッセージ(1〜6歳)

②ほめ方・叱り方次第で、
子供の自主性を奪うことになる。
「無条件の接し方」
・子ども全体(理由/気持ち/考え方)
・肯定的
・見返りを求めない/贈り物
・一緒に解決

「条件付きの接し方」ーアメとムチ
・表面上の行動
・否定的
・勝ち取る必要がある特権
・褒美や罰でコントロール

③親自身が幸せであることが大切。そして、親も人間。全部完璧にやろうとしなくていい。

⬛︎上記3つの重要性
①子どもを、1人の人間として接すること。親はそのサポート役である、という認識。なんでもやってあげたくなるのは親心だが、それではその子自身の力(が育つ機会)を奪うことになる。

②条件付きの接し方を続けていると、ほめや叱り=アメとムチがなくなると続かなくなるから(内的動機づけ→外的動機づけ)
また、そういう接し方で育てられた子は自分の子どもにも同様に接することになり、世代を超えて影響していくことになる。恐ろしい、、、。

③ついつい見落としがちな視点。親自身が滅私奉公して疲れ果てている姿を子どもは見ていたいだろうか?

⬛︎具体的にどうやる?
ほめ方・叱り方
例)お手伝いをしたとき
×:おざなり・人中心
例)さすがお兄ちゃんだね!優しいね!

○:プロセス中心
例)自分から進んで手伝ってくれたんだね

○:具体的
例)お皿を一緒に運んでくれたから早く終わったね

○:自由回答できる質問(叱る:理由説明)
例)お手伝いで1番頑張ったことはなんだった?

⬛︎感想
・親自身に余裕があるときは、意識して声かけできると思うが、忙しい時やイライラしているときにどれだけ自制してこの意識に立ち戻れるかがポイント。鍛錬しかない。

・教育 ではない 親もともに育つ「共育」だなと思った。

・炭治郎の「俺は長男だから、、、」、という声かけは、自分から自分自身に対する声かけなので、有効なのだろうか?

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