猫のこと…猫と人
近所の猫おばさんが言っていたことで、感銘を受けた言葉がある。
「猫を守りたいなら、人と人が仲良くしないといけない」
という言葉だ。
猫好きな人は多い。それと同じぐらいとは言わないが、猫が苦手、もしくはよく思ってない人もいるのかもしれない。
近所に地域猫を世話してるおばさんがいる。
僕の勝手な偏見かもしれないが、自称猫好き&愛猫家の人の一部は、
「猫は神だ、猫は尊い、猫に酷いことするヤツは許さない」
みたいな人が多い印象だ。
だがこの近所の猫おばさんは、
「猫を守るのは人で猫を傷つけるのも人、だから人と人とが理解し合わないと、猫に幸せは来ない」
と教えてくれた。
このおばさんは地域猫を世話する際、近所の人たちに、
「皆さんにご迷惑おかけしないように、私がしっかり世話するので、どうかよろしくお願いします」
と頭を下げて回ったそうだ。
何年か前は、近所に猫をよく思ってない人も多々いたそうだが、おばさんが近隣の人に理解してもらい、しっかりと世話をしたおかげで、今ではこの近所で生活する猫たちは人気者となった。
僕の猫アカウントに度々登場するさび猫たちだ。
猫を守るということは、猫を過剰に愛することではなく、人間同士が理解し合い、猫が住みやすい環境を作ってあげることなのだと、僕はこのおばさんから学んだ。
前に書いたことに通じるかもしれないが、
子供の幸せも、まず親同士が仲良くすることにあるのかなと思う。
すくすく育ってる人は、大体親の仲がいい。
貧乏だろうが金持ちだろうが、親が仲良けりゃ、まあ家には帰りたくなるよなぁ。
僕の親はその昔バチバチだったが、今では仲がいい。
「なんでだよ」
と思っている。
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