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パイロット コクーン(万年筆)

はじめに

久しぶりに万年筆熱が発症しましたが、どうやら落ち着きました。
落ち着いた理由は、自分の万年筆に対する考えや方向性が定まったからだと思います。
今回は、「もうこの万年筆だけでいいんじゃないかな」と思えたパイロットのコクーンについて書いていきます。
購入した経緯はこちらからご覧いただけます。

出会い

以前から憧れもあり本当に欲しかった万年筆、ペリカンスーべレーン。
一目惚れをしてから、今でも、美しいなぁとは思いますが、今のところ買う予定はありません。
それは、出会ってしまったからです。
パイロットのコクーンに。
出会いって突然であり、必然でもあると思います。
様々な情報が飛び交う世の中。
いらぬ先入観が邪魔をする時もあります。
でも、出会ってしまったら最後、虜になります。
なんて、キザなセリフも書けちゃうくらい、コクーンが気に入ってます(笑)

写真:パイロット コクーン

パイロット コクーン

正式名称は「COCOON(コクーン)」
キャッチコピー「はじまりは、ここから」
繭(まゆ)のような丸みを帯びた形状と、ものごとのはじまりの象徴でもある繭からコクーンと名付けられました。
手にした時から全てが始まる、そんな思いが込められているそうです。
定価3,300円。
サイズは、最大径13.2mm、全長138mm、重さ24g。
ペン先は、特殊合金。字幅はFとMの展開。
軸やキャップは、黄銅(真鍮)製。
カートリッジとコンバーターの両用式です。

写真:パイロット コクーン

どこが気に入ってるのか

正直、デザインは可もなく不可もなくと思っていました。
グッドデザイン賞を取っているので、デザイン的には素晴らしいとは思いますが、私がイメージしていた万年筆といえば、黒軸に金色のパーツが付いたアレです。
メタリック調の軸色もどうかな〜と思っていました。
しかし、買いてみると衝撃を受けました。
今まで、ほぼ海外の鉄ペンしか書いたことがない私は、金ペンへの憧れが強く、金ペンを買えば絶対に幸せになると思い込んでいました。
それが、コクーンで一筆書いた瞬間、もっと書きたい!ずっと書いていたい!と万年筆で書いていて初めてそう思いました。
日本語を書くなら日本の万年筆が合っているとか、パイロットはインクフローが良いとか、色彩雫インクは粘度が低いとか。
とにかく理由は色々ありますが、書いていて幸せを感じます。
もう、万年筆はコクーンだけでいい。
そう思っちゃいます(笑)

写真:パイロット コクーン

所有しているコクーン

最初に買ったのは、ブラック軸のF(細字)でした。
パイロットで色彩雫インクの紺碧(濃い空色)を入れて使っています。
私に万年筆の楽しみを改めて教えてくれました。

2本目は、1本目を買った日の夜に我慢できなくてポチッとしました(笑)
メタリックグレーの軸のM(中細)です。
届いた日に、コンバーターを買うのを忘れたのに気づきとりあえず付属していた黒のカートリッジを入れましたが、今は、色彩雫の松露(濃い緑)を入れています。

3本目は、ホワイトの軸のM(中細)です。
色彩雫の夕焼け(オレンジ)を入れました。
実は、5本目まで購入する計画がありましたが、一旦3本で打ち止めとしました。
その理由は、また別の機会にでも。

私が書いた、万年筆・文房具関連の記事を集めました。

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