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ノマドとコロナとオンライン

「君もよかったら、この会議、オンラインでつなぐから、聞いておいてくれ。」
上司の何気ない一言に、この人はコロナだろうが、コロナじゃなかろうが、どこで誰とでも仕事ができる人なんだなぁと感じた。

コロナ禍でバタバタしていて忘れていたが、上司の一言をきっかけにジャック・アタリの「ハイパーノマド」の概念を思い出した。

世界を股にかけて活躍する、クリエイティブな能力を持ったハイパーノマド。彼らはその能力を買われて、国境を越えて移動し、成功を収める。
(参照:https://toyokeizai.net/articles/-/13809?page=2 )
ハイパーノマドの例として、エリートビジネスマン、学者、芸術家、芸能人、スポーツマンなどを挙げている。こうした人々は、確かに国境を超えて活躍する。
(参照:https://toyokeizai.net/articles/-/13809?page=3 )

コロナ禍において、猛烈に推進されたとされるリモートワーク。
もともとハイパーノマドとして活躍していた人材は、以前から「どこでも」「リモート」で働いてアウトプットを出していた。
そこへハイパーじゃない形で多くのサラリーマンがノマド化したことで、ハイパーノマド人材は、より「ハイパー」に磨きがかかったように見えている。

現場をベースにした業界(医療、物流、食品、小売など)でさえ、コロナの影響で、最低限の現場活動以外はオンライン化が進んでいる。
教育や研修もコンテンツを映像化しオンラインで視聴する事が進められ、利用者に対しても買い物かごにスマホを取り付け自動決済させたり、セルフレジを導入する仕組みも進んでいる。

新型コロナウイルスをきっかけに、ノマド的働き方でオンライン(働き方も、顧客への体験も)でアウトプットすることを前提とした働き方が求められるようになってきたと改めて思う。
アウトプットベースで働いていた職種(コンサルや金融、マーケティングなど)以外にも、現場をベースにした業界もアウトプットドリブンに切り替えて時代に柔軟に対応して結果を残すことがますます求められていると感じる。
オンラインの働き方やオンラインの顧客体験を作り出すことが、アウトプットドリブンになっているということかもしれない。

以上。

忘れないうちに、メモとして書きました。雑な文章なので、読み返しながらリバイズしていきます。

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