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今マーケターがフォーカスすべきこと Publisher's panel by Ad Age からの考察 新バズワードはピボット(1)

今日の朝11時に25分間のAD AGEによる緊急LIVESTREAMがありました。25分といえどもなかなか内容が深くマーケターが今すぐに行動すべきアクションアイテムがありました。

パネリストはAD AGEプレジデント、ジョッシュ ゴールデン氏、ユニリーバのロブ マスター氏、ニュースターのテッド プリンス氏とグループMのブライアン ウィーザー氏の4名でした。

PIVOTが今の新しいマーケティングバズワード

シナジーやアウトボックスは過去のもの!PIVOT とは日本語では方向転換や路線変更。マーケティングでは全く異なるアイデアや企画に取り組むこと。

ユニリバーはブランドとしてメッセージやトーンやマナーも消費者の気持ちを勘考しながらピボットをして、このコロナ下で急遽予定のキャンペーンを変更して自社のDOVEを使う必要はなく、"とにかく手を洗いましょう"に新キャンペーン ローンチの数日前に変更した。

また、ピボットの一環としてニューキャンペーンにはメディカルプロフェッショナルが防護マスクで顔が傷だらけになっている人々を映し出し、courage is beautiful のキャッチのキャンペーンを驚くべき速さで世に送り出した。こんな時に今までの綺麗なモデルをCMに使うのはとても意味がないものであることを世に知らしめました。

(PIVOTの大成功例としてはカメラのFILMを売っていたFUJIが美白化粧品にPIVOT、花札を作っていたNINTENDOがゲーム業界にPIVOT)




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