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私的逮捕系からボランティアって何だ?と

コロナなどの影響もあって、すっかりミクロネシア連邦での清掃活動も停まってしまっています。
私はミクロネシア連邦ポンペイコスラエチューク諸島と言う場所でマイクロクリーンアップキャンペーンと銘打って、日本から環境教育に赴いている麗澤大学の学生や現地の方々をまじえて清掃活動をおこなっています。

ところで最近逮捕された私的逮捕系YouTuberですが、あれって「警察の目が届いていないから」という一種の正義感でやっているのでしょう。

でも考えようによっては中目黒で私がリーダーとなっておこなっている清掃活動団体、中目黒村美化委員会の活動も私的逮捕系に近いのかもと思ってしまいます。

私は「行政の清掃だけでは不十分だから」と言う理由でこの活動をやっています。それって警察だけでは対応仕切れないと同じかもと。

ところで逆の見方になるのですが、中目黒村美化委員会の活動には自分が住んでるマンションの居住者はほとんど出てきません。
考えられる理由としては「管理費払っているんだから、美化も管理会社がやればいい」だと思います。
「税金払っているんだから街の治安は警察がやるべき」と同じで、そんな考え方も出てきますよね?

中目黒村美化委員会の活動では行政の清掃事務所に私が赴いて、ゴミ券を無料でもらって、実施日の午後には行政がトラックで回収に来ます。

行政も通常の業務をやりつつ、ウチらのようなボランティアが集めたゴミを回収すると言う一種業務外のこともやってくれています。これはある面煩わせているいるのではという考えもできるのかと・・・・・・。

それはミクロネシア連邦での清掃活動もそうでしょう。JICA国際協力機構などが我々の税金を使って、しっかりと活動してくれています。

手の届かないところがあるからボランティアは存在し、率先してやっていく。
でもお金払っているから代わりにやって欲しいし、ボランティアと言え素人が口を挟むとプロの邪魔になるのでは?
そんな考えもできるのでは?

でもでも、お金ですべてを解決って言う考え方も寂しいですよね。

何が正しいんだかはわかりませんが、そんなことを毎日考え、悩んでいます。

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