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人生を変えた島国ミクロネシア連邦を訪ねて⑨/ミクロネシアのスポーツ

前回の記事は以下からお読み下さい。
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ミクロネシア連邦ではスポーツが盛んに行われています。
日本が統治していたときから、日本人と現地人との絆を深めるために様々な競技会が行われていました。
競技会というより運動会であり、ウンドウカイという言葉はそのまま現地で通じます。

集落対抗運動会(ポンペイ)
運動会ではハンマー投げもおこなわれる(ポンペイ)

ミクロネシア連邦ポンペイ島では集落対抗の運動会も行われています。
競技そのものよりもヤジの方が面白いと聞いたことがあります。

ポンペイの球場

現地の人が好むスポーツとしてバスケ、バレーボールなどがありますが、野球は特に好まれています。中でもポンペイ島チューク諸島では有名なのではないでしょうか?

ソフトボールをやる女子
少年野球の風景

ポンペイでは少年野球から大人の野球まで様々なチームを見ることができます。
女子の中ではソフトボールが盛んです。

ミクロネシア連邦と野球とのつながりはかつて相澤進投手(毎日オリオンズ)の存在が大きいでしょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。相澤進氏の伝記も紹介しています。

ところで今の若い人には大洋ホエールズというのが通じません。現横浜DeNAベイスターズの前身であります。
かつて大洋ホエールズはこのポンペイ島でキャンプを張ろうとしていました。当日は巨人がグアム、近鉄がサイパン、ヤクルトがアリゾナと海外でキャンプをおこなうチームが多かったからでしょう。

しかしこのポンペイという島は、降水量世界第2位を記録したという場所だけに大洋ホエールズによるキャンプという案はなくなってしまいました。
実に残念であはありますが、その後、西武ライオンズの強打者であった秋山幸二選手がポンペイで自主トレを行ったそうです。

野球を介して日本とミクロネシア連邦とのつながりを感じることができますね。
またこんな太平洋の僻地に来ても日本を感じられることにも喜びを感じます。


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